パタゴニアも注力｢サステナブルより先｣の新概念

コメント

注目のコメント

• 中野 香織

  Kaori Nakano Co.,Ltd. イギリス文化を起点に、ダンディズム史、ファッション史、ラグジュアリー領域へと研究対象を広げている

  ・2023年12月22日

  リジェネラティブ農業。ファッション産業が次に向かうのは農業だ！　というのはまさにこのあたりのことをさしていますね。
  
  それにしても、根本的に消費者のマインドが変わらないと、早晩、リジェネラティブすら追いつかないことになってしまう。ココ・シャネルは最後にはお気に入りの2～3着のスーツだけを着まわしていました。それでいいんだよ。それがかっこいいんだよ、というマインドに早くなろう。新品状態からすでにごみのように粗末に扱われている服をとっかえひっかえすることの恥ずかしさ愚かさ。いい加減、消費者が賢くなろうよ……としみじみ思います。
• 松沢 優希

  日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

  ・2023年12月22日

  化学肥料や農薬を大量に投入し、工業製品のように農作物を生産する近代的な農業は、土壌中の微生物を含む生物や生態系に負荷をかけており、その結果、世界各地の農地の土壌が劣化していると言われています
  
  そこでいま注目されているのが「環境再生型（リジェネラティブ）農業」です。生態系が本来もつ機能を活かし、長期にわたって土壌を改善していき、出来るだけ自然な環境で土の中の微生物を増やし、良い土をつくることを目指しています。
  従来の農業に比べ、土の中に二酸化炭素を固定する効果も高いため、気候変動対策としても大きな期待を集めています。
  
  この農法自体は、かなり前から注目され研究が進んでいますが、安定した生産を行うためには手間もコストもかかるためにまだ一般への普及には至っていません。こちらにあるような支援企業のように、バックアップする企業が増えることが期待されています。
• 米澤 香子

  TBWA\HAKUHODO Head of Innovation

  ・2023年12月22日

  現状維持をするsustain に対して、現状より良い状態に回復させていくregenerate という概念。
  記事内では農業とアパレルが紹介されているけど、衣食住の根幹分野からこういう思想が広がるのはとても興味深い。