中学受験のプロが伝授「新傾向問題」完全攻略
コメント
注目のコメント
年子4人を育児中のパパ、小児科専門医、経営者の立場からコメントさせてください。
私は教育とは子どもたちの将来に向けたパスポート(自立)を作る過程であると考えています。
今回のテーマとされる「中学受験」は、知識の詰め込み重視ではなく、ダボス会議で2025年に必要とされたビジネススキルであるEQ(心の知能指数)、分析的思考やイノベーション、活動的学習、複雑な問題解決、批判的思考、創造性、リーダーシップ、テクノロジーの利用や設計、レジリエンスやストレス耐性、そして論理的思考を育む第一歩であるべきだと思っています。
中学受験の勉強が将来の労働市場で求められる分析的思考、創造性、問題解決能力といったスキルの基盤を築く重要な機会となり得ることが分かります。ですが、G7で最下位の日本人一人当たりのGDP・生産性が低迷している現状は、教育の質の向上とカリキュラムの改革が必要不可欠です。
日本の経済成長と生産性の改善は、我々一人ひとりの労働力の質に大きく依存しています。グローバルからみてもこんなにも日本の子供達は勉強の「量」を頑張っている国であるにも関わらず、教育の「質」が適切なスキルを提供していなければ、日本経済全体の効率や革新能力が損なわれます。
中学受験の教育内容が試験のスコアを上げることに集中しており、批判的思考や創造性といったスキルの育成がおろそかになっているなら、それは経済成長の停滞の一因である可能性があります。
また、小児科医の立場から心配なのは、内田伸子氏が危惧していた教育虐待によると思われる、頭痛や腹痛、自律神経の障害など体調不良の相談は増加の一途を辿っています。
成田修造氏、宮村優子さんをはじめとする尊敬するパネリストの皆様、そして佐藤亮子氏、内田伸子氏、西村創氏の豊富な経験と知見をお持ちのお三方に、以下の問いかけをさせていただきます。
1
中学受験のカリキュラムが、将来的な自立、生産性向上に直接的に寄与するスキルをどのように組み込むべきか。
2
VUCAそれは答えがない時代です。ストレスに強く、変化に柔軟に対応できるようなレジリエンスを育むために、現在の教育システムがどうあるべきか。
3
中学受験の機会は、親として子供たちの創造性と好奇心をどのように育て、試験のスコアだけでない、学びの楽しさを教えることができるか。
よろしくお願いいたします。わが家も、中学受験はする予定がなかったのですが、5年生の夏に突然「行きたい学校がある」と言い出しました。
ここで議論されている通り、親が主導するものではないと思うので、勉強は完全にノータッチで子どものペースに任せつつ、睡眠時間だけは口うるさく言って寝かせています。
とはいえ、「思考力」はその先も必ず必要な力になると思うので、皆さんがおっしゃる通り、ニュースなどを通じた家庭での対話はもっと増やしていきたいと思いました。第1回目が好評を得ました、EduPassion、#エデュパ 「中学受験」回の第2弾です。中学受験が難しくなってきている中で、どう攻略していけばいいのか?小学校低、中、高学年でやるべき勉強について、徹底分析していきます。正解のない教育の世界。今回もかなりヒートアップした議論になっています。ぜひご覧ください。