ダイハツ 新たに174件の不正 全車種出荷停止 社長が会見で陳謝
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これまで大手自動車メーカーの不正は少なからずともありました。
1、フォルクスワーゲン排ガス規制逃れ
今年6月に有罪判決が元会長に対して出てます
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230628/k10014111181000.html
2 、三菱自動車の燃費不正
https://www.mitsubishi-motors.com/important/detailg420_jp/nenpi/index.html
上記2点は、いずれも乗員の命に関わる「安全」を直接脅かすものではないのですが、大企業の経営をどん底まで追いやるほどのインパクトを世の中に与える結果となっています。
今回のダイハツの不正は、命に関わる「安全」に対するものです。
これもまた一部ですが、日本のカーセンサー、グーネットの検索項目にはありませんが、オーストラリアの中古車サイトでは衝突実験(Euro NCAP https://www.euroncap.com/en)の評価を検索時にフィルターすることが可能で、またUberのドライバーが車両選択をする際も、衝突実験の評価を一定数クリアすることが必須です。
個人的には車の安全性に対する信頼の低下は、自動車メーカーにとって最大の損失であることは間違いないと思います。
今後の動きに注目です。
注目のコメント
第三者調査が長引いていたため何らかの問題があるのであろうと考えていた。新たな不正案件の報告があるということで今回の出荷停止となった。
なぜトヨタグループで不正が相次ぐのか、その大きな理由はグループトップのトヨタからの締めつけが厳しいことに遠因があると考えている。教育熱心な親の真面目な子供が、親が見ていない時に非行に走るような構図だ。
ダイハツは気骨のある自動車メーカーだったが、トヨタが100%子会社にしてトヨタ出身社長の元でトヨタ東日本と同じくトヨタ流で受託生産会社のように締め付けた結果、ダイハツの気骨が消えた。トヨタの顔色を伺い忖度する風土に変わっているように見える。その結果が不正では、親の責任は極めて「重い」と考える。サブディーラーに対して高圧的な態度をとってきたダイハツ工業とダイハツディーラーですが、全車種販売停止となれば、ダイハツ車を主に扱っているサブディーラーの経営も窮地に陥ります。
「供給責任」を反故にした場合、ダイハツ工業は地場資本ディーラーとサブディーラーに対してどのように責任を取るのでしょうか。
日野、デンソー、ダイハツとトヨタの足元が大きく揺らいでいます。〈追記〉
やはり無理な開発スケジュールがありモラル低下になっていた様ですね。
少なくとも、認定取消からの再検査でNGになることはまず無いでしょう。
検査で初めてわかる様な設計は普通しない。
このせいで性能や機能で直ちに問題となる事はほとんど無いと思います。(完全に無いかどうかはわかりませんが)
ただ、それと検査不正は別の話。
当たり前ですけどね。
〈終わり〉
詳細がわからないのでなんともですが
全車種とは言えそれぞれ不正事由は異なるでしょうから
ただ、過去の不正から現場は無理な開発スケジュールを強いられていた可能性はありますね