【秋元里奈】食べチョクが、爆速で福島支援に踏み切ったわけ
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福島のプロ農家をはじめ、
全国各地のプロ農家の方々の売り先の一つとして確立されつつある仕組み作りはすごいなと思います。
農産物の風評や天候リスクに左右される面を逆手にとり、
販促を仕掛けて売上にかえるのは、流通プレーヤーとしてお見事だなと。
何名かの方々が、コメントされてるように
自分も身を置いている、生鮮野菜の"産直"の仕組みは、
流通課題をどうクリアしていくかですかね。
特に葉茎類、果菜類は鮮度で食味が変わりますから、
届くまでに時間が掛かってしまう流通とは相性が悪いです。非常によくできているスーパーマーケットなどの生産流通の仕組みと鮮度面でどう差別化していくかですね。
僕らも含めて忘れてはならないのは、
食糧の根幹を支えてくださっているのは、産直ではなく、
市場流通という仕組みだったり、土地利用型農業に従事されていたり、"慣行"というとても曖昧な表記な農業に従事してくださってる方々であるということです。
注目のコメント
2018年の西日本豪雨でお世話になっていた農家さんが廃業してしまった時に「災害などの非常事態の際には真っ先に動いて貢献できるようになろう」と決意しました。今回の処理水放出は生産者さんの間で大きな話題になっており、不安の声が多く聞かれたために急いで支援策をリリースしましたが、蓋を開けると風評被害よりも応援の声が圧倒的に多かったことには安心しました。もちろん処理水から派生した中国の禁輸の影響などはあるので引き続きアンテナは張っておきたいと思っています。
2024年は大胆なチャレンジをして、たくさん失敗しながらも、大きく歩みを進める一年にしたいです。引き続き頑張ります!あれだけ大騒ぎしていた処理水放出ですが、実施してから4カ月、反対派の組織やメディアはどこへ消えたんだというレベルで静かになり、全く人体への被害とやらも聞こえてきません。
とはいえ、今でも風評被害に悩む漁業者の方々も少なくないはずでしょう。
そんな福島の漁業者を、処理水放出の翌日、まさに爆速で支援した食べチョクの秋元里奈CEOに、その意図を聞いてきました。
食べチョクがかつて直面した現実や、独自アンケートの驚きの結果、そして農業界の改革への思い。
そして、「2024年は失敗したい」という驚きの発言の真意とは。
まさにVanguardらしい、前向きで未来への希望を持てるお話の連続でした。こうしたときにこそ顧客だけでなく社員やサプライヤーにとっても企業のパーパスとか、ミッションが実感として感じられるのではないでしょうか。
「2024年は、もっと失敗したい」とてもいい言葉。私も見習います。