北米の「EDM」ビジネス、2014年の市場規模は2200億円以上に拡大。最新レポートで明らかに
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北米のダンス・ミュージック、通称EDM (Electronic Dance Music) 市場の動向が分かる価値ある資料。音楽ビジネスにかかわる人は必見。
先日、全世界での音楽ソフト販売で、初めてダウンロードやストリーミングなどのデジタル販売額がCD等のアナログ販売額を抜いたというニュースをピックしたが( https://newspicks.com/news/923871/ )、そうした音楽コンテンツの「入れ物」の総量の話だけではなく、音楽市場とはもっと広い領域を指すことを指摘したが、この資料はまさにそうした周辺市場も取り込んでデータ化している。
具体的には、2014年の世界のEDM市場の30%を占める北米市場の規模19億ドルのうち、"Music" (レコード、CD、ダウンロード、ストリーミング売上)は2.25億ドルで、その7倍にもあたる16億ドルを"Festival & Clubs"(フェスやクラブの売上)が生み出している。また、"Other"に含まれるDJ機器の売り上げ、DJの報酬なども数値化している。
このように、コンテンツの「入れ物」の販売が音楽市場のすべてではなく、音楽好きがさまざまな場所でお金を落としているその体験の総体が音楽市場であるという考え方で市場を見ると、CDの売上減 vs. タウンロード/ストリーミングの売上増という話が一気に些末なものになり、それ以外の場所で音楽ビジネスがいま大きくうねりながら進化を遂げていることが分かる。私はEDMは2012年頃に聴いていた。Skrillexもこの頃の作品が一番良く、後のRecessはイマイチ過ぎた。
今は最盛期を超えた感があるが、日本と違ってアメリカはUltra等のブームが長いのでしばらくはアツいのかな。
EDMを聴き過ぎたし、猫も杓子もこぞってEDM風にしているため、最近は黒っぽい音のOld SchoolやKraftwerk、Todd Tejre等のレトロフューチャーな音が懐かしくなってきた。
■SkrillexのSoundcloudはこちらです。仕事がはかどります。
https://soundcloud.com/skrillex日本の場合「今盆踊りでダンシングヒーローが大流行り」的にちょいアレンジを変えないと大ブレイクは難しいかもですね。ダンスなら下半身、腰を使わない仕組みにしないと。盆踊りもパラパラも上半身のみで成り立っていますし。
後、解剖学的にアジア人は「トイレが近い」。立ち飲みや野外フェスでビールを飲むとちょっくちょくトイレ行きたくなるんで混んでくると大変です(笑)。