【急成長】いま廃食油が、巨大なビジネスになっている
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エネオスさんも廃食油調達プロジェクトを企画するなど、とても良い取り組みをされているのに、セクハラで社長がご退任とは。。勿体無い。。
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マクドナルドのポテトにこだわってる訳じゃないのですが.... 世界中で使い終わったクッキングオイル(調理油)は、かつて廃棄物だったのに、いまや高値で取り合いになる資源だという話を聞いて、とても興味をもったのがSAF(サステナブル燃料)の世界です。
日本では年間40万キロリットル、中国では約1000万キロリットルの廃食油が毎年出るのですが、これを集めて、精製して、二酸化炭素を大きく減らせるサステナブルジェット燃料(SAF)にするビジネスが、急成長しています。それでも供給量はぜんぜん足らず、これからはさまざまな資源を使って、サステナブルな燃料をつくるという開発競争が進んでいくと思われます。
ナンバーワン企業はフィンランドのNeste(ネステ)ですが、アメリカなどではこの分野に挑むスタートアップなども登場しており、非常におもしろい。ぜひ、フライドポテトを食べたくなったら、この急成長ビジネスの話も思い出してください(笑)。記事ではマックが取り上げられてますが、地方でラーメン店を回ってスープを集めているベンチャーの特集を見たことがあります
飲食店では、そのまま下水に流さないようにいったんゴミや油を取り除くグリストという設備があって、定期的に掃除をしないといけないのですが、業者にコストがかかるし死ぬほど臭いので、これがなくなるというのは店にもメリットが大きいという話でした
さて、ユーグレナが廃油SAFプレイヤーとして紹介されていますがもともとはミドリムシ由来のSAFを作るなかで、コスト的にあわないので廃油を混ぜていたという事になってましたが、その配合比率を明かしておらず、以前NPのインタビューでも押し問答になっていましたが、ここでは完全なる廃油プレイヤーとして紹介されているので(きちんとキャッチアップできてませんが)説明の仕方が変わったのでしょうかね素晴らしい取り組みであり、もっと広がって欲しいと思います。
前職のザボディショップは、B Corp企業でサプライチェーンも空輸の1年間の使用制限がありました。理由は、コストというより空輸の方が船舶よりはるかにCO2排出量が多いから。製品に遅延が出た場合、船舶よりはるかに空輸の方が早いのですが、それでも船舶を選びことで遅延に対する対応策は各国でプラスで考える姿勢に感心したものです。
様々な側面で地球にやさしい選択肢をすることは、企業のみならず私たちの日々の意識にもかかっていますね。