【警告】数字より「文化資本」が大切な時代
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注目のコメント
NewsPicksパブリッシング編集長の井上です。
「早すぎた名著」を「百年の名著」へ!
そう思って、1999年に発売し入手困難になっていた伝説の名著『文化資本の経営』を復刊することとなりました。復刊には、異例の豪華推薦陣8名がお力添えくださいました。 中でも入山先生の推薦文は、僕の編集者人生史上、最も熱がこもってました…!
「すごすぎる、ヤバすぎる!一生、この本を傍に置くことを決めました。サステイナビリティ、デザイン経営、経営とアート、地域との関わり、パーパス、企業ガバナンス、社員のクリエイティビティ…現代ビジネスの課題に完全に答える一冊が四半世紀前にあったとは」
一生…!?棺桶まで…!?
ほかにも、次の方々が推薦の言葉を寄せてくださっています(敬称略)。
楠木建/篠田真貴子/松岡正剛/入山章栄/秋元里奈/福武總一郎/高木新平/デービッド・アトキンソン(巻頭解説:佐宗邦威)
以下、内容紹介です。「経済資本」が行き詰まりを見せるなか、社員、組織、そして地域(ローカル)に蓄積された「文化資本」こそが経営の突破口になるーー。本書は、著者である資生堂「中興の祖」の元会長・福原義春氏らが提唱し、実践した(ココ超重要)、経営論であり、組織論であり、社会論であり、人間論でもあります。実は、この本を知ったのは、佐宗邦威さん(BIOTOPE代表)と工藤拓真さん(自ら志願してNewsPicksパブリッシングで「見習い」をしている数寄者です。ブランディングのプロ)とがTwitterで激賞していたのがきっかけでした。(佐宗さんには巻頭解説という大役を引き受けていただきました)。絶版で手に入らず、夜遅く佐宗さんのご自宅まで駆けつけてお借りしたのも懐かしい思い出。興奮のあまり一夜にして読み切り、復刊を決意しました。
「経済と文化の両利きに」を掲げるNewsPicksパブリッシングが出さずに、どこが出すと。
この本は、底なしに味わい深く、正直、10回は読みましたがまだ理解できません。でも、時代を超える名著ってそういうもんです。答え以上に問いがある。だからこの本は、50年後に読んでもきっと、ずっと新しい。
「百年の名著」にすべく、よろしければぜひご一読ください!!!NewsPicksパブリッシングは『文化資本の経営』を復刊しました!
ゲラを読んだとき、「これ本当に1999年に書かれたのか?」と思いました。福原義春さんは当時からこの問題意識をお持ちだったなんて・・と驚きました。「サステナビリティ」や「パーパス」がバズワードのようになり、浸透した今こそ、考えさせられるものがあります。年末年始のおともにいかがでしょうか。
書籍の詳細はこちらから↓
https://www.amazon.co.jp/dp/4910063358本作、NewsPicksパブリッシング編集所属の新人(見習い)として、関わりました。井上さんや多くの方とのひょんなやり取りから、今日を迎えられ、気づけば僕は『文化資本研究所』という組織の理事をやるにも至り。激動の半年でした。
キッカケは、絶版状態だった本書に出会い(Voicyの企画で、TeaRoom岩本代表に教えてもらった)、感銘を受け、読み込んでいました。そんな最中、福原さんの訃報に触れ。
色んな出会いと別れとお話を経て、井上さんが奮起して下さり、NewsPicksから復刊することに至ったこと、感無量です。
ポジショントークを引き算しても、いま間違いなく、必要な本でした。だからこそ、復刊できました。
ぜひ業界、分野の方々と、読書会したいと思ってます。XやVoicyなどで、声掛け会えると嬉しいです。お願いいたします。