オープンAI、アクセル・シュプリンガーと提携-ニュース利用で
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注目のコメント
「勝手に記事を使われた」とOpenAIに訴えを起こすメディアもある一方で、記事活用を積極化させようと提携に動くこのアクセル・シュプリンガーのようなメディアもありで、メディア側も二極化している様子です。(Bloombergのように自社でLLM開発に乗り出すメディアも入れると三極化とも言えるかもしれません)
ChatGPTなどの生成AIの間違いない浸透を背景にすれば、今後、新たなメディア・報道の在り方が登場することは、個人的に間違いないと思っています。
これまでは、テレビ・新聞のように勝手に情報が流れてくる「プッシュ型メディア」、ネット検索のようなユーザーから情報を取りに行く「プル型メディア」が中心でしたが、Chatでの会話を通して自然と情報を取得していくような「インタラクション型メディア」とも言えるようなタイプのメディアが登場するのではないでしょうか。(一部のアーリーアダプターの方は既にChatGPTで実践されていると思いますが)
情報流通のあり方が変わりつつある今、積極的に保有する記事情報をオープン化していくのか、自社メディアのみでのクローズド化を堅持していくのか、メディア各社としても大きな分かれ目に来ているのかもしれません。ビジネス・インサイダーってドイツ出版社の傘下だったんですね👀 メディア企業がたくさんある中で、どのようにアクセル・シュプリンガー社と提携するに至ったかが気になりました☺️
出版社としては、対価を得て学習データに使ってもらう方が得だよね。
なんたって、その学習データで作られたAIが出す答えは、その出版社が提供した情報に沿う可能性が高まる。
従って、出版社が提供する情報(書籍や新聞雑誌など)は『AIが認めた情報』と無意識にみんなが認識するだろうから、結果として出版社としての価値向上に繋がる。