回転ずしで人気のアトランティックサーモン、天然物は準絶滅危惧種
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マツタケやアワビなどのレッドリスト入りが近年話題となっていましたが、アトランティックサーモンも準絶滅危惧種に指定されたようです。
アトランティックサーモンの養殖は活発で、2020年に国連食糧農業機関が報告したところによると、全魚類の海洋および沿岸養殖のうち32.6%を占めていると言います。そしてNature Food誌の研究によると、2030年まで少なくとも年間2〜3%で成長し続けるとのこと。
食糧としては比較的リーチしやすいと思われますが、天然のサーモンは川を遡上するという性質から、海から得た栄養を川や森林に運ぶという重要な役割があるほか、海洋や河川生態系において存在量に比べ非常に大きな影響を及ぼすと言われており、生態系全体に大きな変化が生じる可能性を危惧します。アトランティックサーモンもですけど、日本の鮭もやばいです。
ほんとにいくらは海の宝石化してるし、宮城県では秋鮭とれなくなりすぎて郷土料理「はらこめし」も滅びそうです。
この記事で個人的に注目なのは「世界の淡水魚の25%にあたる3086種が絶滅の危機にあることが、今回の更新作業で初めて判明した」というところ。
以前大学の先生に教えていただいたのですが、川の方が海よりも人の影響を受けやすいのでどんどん絶滅している、と。
そして恐ろしいのは、人が関心のない生き物が絶滅してもなんのニュースにもならない、ということです。
うなぎとか鮭は、食べたいから注目する。
でも名もなき川魚がどんどん絶滅しそうになってる。
生物多様性、とかネイチャーポジティブ、に意識がいきはじめているので、川の生態系に注目し、淡水魚のテーマにももっと光が当たると良いなと思っています。
さらに個人的には、鰆!!
鰆もついにきてしまったのですね・・・
地域の鰆のブランディングをやったこともある身として、これはびっくり・・・