第一生命HDがベネフィット・ワンに対抗TOB、1株1800円以上
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第一生命によるベネフィット・ワン(ベネワン)へのTOB提案によって生じる可能性のあるシナジーは以下の通りです。
1. **福利厚生サービスの強化:** 第一生命の保険商品に、ベネワンが提供する多様な福利厚生サービスを組み合わせることで、顧客への付加価値を増大。
2. **新たな顧客基盤の獲得:** ベネワンの約950万の利用者を通じて、新しい顧客層へのアクセス拡大。
3. **データ活用によるカスタマイズサービス:** ベネワンのデータを利用して、顧客の趣味や嗜好に合わせた保険商品の提案が可能。
4. **製品・サービスの多様化:** 既存の保険商品に加え、旅行やレジャーなどの福利厚生サービスを組み込んだ新しい商品の開発。
5. **企業向けサービスの拡充:** 企業向け団体保険に、ベネワンの福利厚生プログラムを組み込むことで、企業顧客への魅力的なソリューション提供。
6. **ブランド価値の向上:** 第一生命のブランド価値を、ベネワンのサービス品質と組み合わせることで向上。
7. **オペレーショナルシナジー:** 両社の運営効率化によるコスト削減とリソースの最適化。
8. **市場の多様化:** 異業種間の連携により、新しい市場やビジネスチャンスの創出。
これらのシナジーは、第一生命とベネワンが互いの強みを生かし合うことで、両社の事業価値を高める可能性を秘めています。
エムスリーによるベネフィット・ワン(ベネワン)の買収における期待されるシナジーを以下のように箇条書きでまとめます。
1. **ヘルスケアデータの統合:** エムスリーの医療情報サービスとベネワンの福利厚生データを統合し、より包括的なヘルスケアデータベースを構築。
2. **医療サービスの提供拡大:** ベネワンの利用者に対して、エムスリーの医療関連サービスや情報を提供。
3. **個人化された健康ソリューション:** 利用者の健康状態やニーズに基づいたパーソナライズされた健康ソリューションの提供。
4. **新規顧客の獲得:** ベネワンの豊富な企業顧客ネットワークを通じて、エムスリーのサービスを新たな顧客層に紹介。
5. **企業福利厚生プログラムの充実:** ベネワンの福利厚生サービスにエムスリーの医療関連サービスを組み込むことで、企業顧
注目のコメント
ベネワンさんは、今後伸びそうな未病分野での展開を考えたら真っ先に「買えないかなー」と考えるポジションでしたが、パソナグループだしなあ、と諦めていたところが多そう
エムスリーさんが「案件化」したことで、買えるならということで手を挙げる企業はもっと増えてもおかしくないですし、TOB価格も上がっていきそう
これは目を離せませんね面白い展開になってきた。公開市場で株価が日々つくのだから、こうでなくっちゃ。
下記が第一生命のリリース。
興味深いのが、パソナは同意するが応募せず、その後の株式併合時の自己株取得というスキームにすることで、TOB価格が高いだけでなく、税メリットも享受できるようにしている点。
これはエムスリーが上場維持をしていては取れないスキームなので、エムスリーも非上場化の提案を同じ株価で出してくるか?それか上場維持しながらもっと高い株価にするか?ただ後者だと上限を設ければ株主全員が享受できるわけではない。個人的には100%買収の案での競争になるべきだと思うし、日本の資本市場の進化という観点でもそうなってほしい。
https://www.dai-ichi-life-hd.com/newsroom/newsrelease/2023/pdf/index_021.pdf
部分TOBについて、米英の状況と公正買収指針の解説が、元々みさき投資で活躍されて、現在はボストンのカナメキャピタルにいらっしゃる槙野さんのTweetにまとまっており、こういったポイントに興味がるある方は併せてご参照いただきたい。
本件に限らず、法制度などやその背景まで含めたカバーが本当にすごい…
https://twitter.com/n_mkn21/status/1732676655582413124エムスリーはベネフィット・ワンの最大級の健康診断受診者数からデータ分析プラットフォームを作って、産業保健の覇権を握ろうとした、というのが産業保健界隈の見方だそうです。
第一生命は健康診断データの保険への応用を狙っている感じですかね。