自民党「政治とカネ」問題は岸田政権の致命傷になる
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世が世なら政界再編につながるようなインパクトがある出来事だと感じます。かつてのリクルート事件がそうでしたが、あのときの熱い議論はさまざまな政治制度の改革に結びつき、政党政治そのものを変えていく機運がありました。ひるがえって今はどうかというと、そのエネルギーは与党にも野党にも充満しているとは言えません。全容解明とともに、世間並みの常識を政治システムに組み込む作業を全党で進めるべきでしょう。
注目のコメント
確かに致命傷になりかねません。ただでさえ八方塞がりの状況に加えて、リクルート事件級の激震を予想する声さえ出ています。もし岸田政権が立ち直る道があるとすれば、この問題はひとえに安倍派の問題だと位置付けて安倍派と決別することでしょう。ただ、岸田政権がそれをできるとは思えません。