AGCが「社内外副業制度」を導入。組織と個人のWin-Winの働き方とは
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社内副業制度というアイデアは率直にすごい画期的で感動しました。私はサービス業界(ブライダル・ホテル等)の人事をやっていますが、どうしても給与が低く、またキャリア不安から副業などのご相談は多くきます。ただどうしてもすでに業務時間が多いことや、常に人材不足のため、なかなか推進するには障壁が多いです。特に、サービスオペレーションはサービスを統一させていくために、帰属意識がどうきても重要になるので、本人の離職懸念というよりは、それによって組織全体の帰属意識を低下させることを危険視してしまいます。周りへの悪影響を及ぼすことを何よりも懸念してしまいます。しかし、社内副業は帰属意識も損なわれない上に、組織間の関係性も作れるという、本当にメリットを感じました。
注目のコメント
人材不足の今、会社内人材で社内副業制度というのは面白い。ルールはシンプル、本業あっての副業で、本人の業務量の20%以内。副業での業務は、成果によって個人評価に反映される。結果、AGCの実勤怠データを見るとそれほど時間外勤務が増えておらず、本業のほうも効率的に進めているようです。
上長の指示ではなく自分自身の意思で兼務するわけですから、セルフマネジメントの意識も高まっているという声も。自社内で成長機会がないと外に目を向ける前に、これまで社内で培ってきたネットワークや知識を、社内の他部署で活かせる環境と制度を用意するというのは、終身雇用が一般的で専門性を高めにくい総合職にとっても利に叶っているように見えました。20%ルールはたびたび120%仕事になります。
…給料は変わらず。
理想論、性善説だけではなく、インセンティブ設計をしないといけません。本人の「慈善的やる気」に任せっぱなしだと続かないと思います。
例えば社内新規事業なら社内ストックオプション的な配分を持てたり、20%ルール追加した上で本業も周囲と比べて出来ているならば評価に応じて給料も上げるなど。
一部のエースに頼るが賃金据え置きの現状が、外資への流出を招きます。近年、多様な働き方が広がり、
副業も広く認められるようになってきましたが、
制度運用に悩む声も少なくありません。
副業制度を導入するメリットを最大化し、
デメリットを最小化するためにはどうすればよいのか。
数年前から社外副業を認め、
今年からは社内副業制度も始めた
素材メーカーAGCの事例を紹介します。