若手の「びっくり退職」に上司が気がつけない事情
東洋経済オンライン
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「びっくり退職」という言葉自体が古い概念であり、会社都合の見え方でもありますよね。
これまで4000名以上のキャリア相談を受けていますが、優秀な人材ほど悟らせませんし、アラートは実は上がっています。
それに気付けない上司だから辞めていきますし、会社として何もしないことに冷めています。
「びっくり退職」はある意味、会社が何も気づかないことことに「びっくり(驚き・冷める)」で辞めて行くのではと感じます。
「変化に気付く」という点でいえば、1on1やエンゲージメントスコアなど定量と定性に分けてアプローチをするなど、他者評価を確認するのも1つかと思います。
課題に対してのアプローチは様々ですが、転職が当たり前な時代だからこそ、変化に気付ける仕組みも重要かもしれません。
注目のコメント
会社に人生を委ねない。
「びっくり退職」が増えているのは、むしろ良い傾向なのでは?会社に言われるがままに働いてきた昭和世代の固定観念は古い。
ホワイト企業でも成長が見込めなければ辞めて転職する若い世代にはいろんなチャレンジをしてほしい。もちろんシニアだってできるのなら。「びっくり退職」は会社側からの見え方であり、辞職する若手にとっては合理的な辞職です。売り手市場な上に、SNSで横が見えるからというのも大きな理由ですが、辞められてしまう会社が、若者と向き合えていないことがも大きいです。
仕事を通じた強い成長志向をもつ者がいる一方で、堅実安定的に働ける仕事を求める者もいます。手間はかかりますが、日頃から一人ひとりが本音を伝えられる環境を整えない限り、会社にとっての「びっくり退職」は続きます。