【40代へ】「安定の幻想」から離れて次のキャリアを描こう
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注目のコメント
「仕事の中に楽しみを見出してほしい」という指摘は全くその通りと思いました。先日亡くなったマンガー氏の名言に「尊敬する人以外と働くな」「いっしょに仕事をしていて楽しい人々とだけ働く」があります。
ちなみにちょっと気になるのが「調整力」という言葉。これって、本当は何かということはしっかりと考えたほうがいいと思います。全体最適と言いながら「みんなに泣いてもらって」個別最適の合計よりも遥かに低くなっていることをよく見ます。面白い内容。 今の40代の方が持つ悩みや可能性については、企業もどう対応すべきか迷っているケースも多い。 まず自分に何ができて 何をしたうのかを深掘りしてほしい。
調整力という言葉に寄りかかっているより、自分ができることを具体的に列挙してみてほしい。キャリア関係の本を2冊書かせていただきましたが、私も著者とほぼ同じ考えを持っています。著者のコメントに私なりの理解を補足しますと…
「これからのAI時代、会社員として培ってきた能力は重宝されます。AIに置き換わりやすいジョブ型の人材に比べて、数ある部署を渡り歩いて調整力を培い、顧客と関わってきた人材のニーズは高まります」
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社内の調整能力や顧客との交渉能力のようなことを「ポータブルスキル」と言います。部下のやる気を引き出すようなマネジメント能力などもそうです。
替えがきかないプロフェショナルスキルを持っている人などほとんどいません。特に40代の方は「ポータブルスキル」がないとどんな会社に行っても務まらないと思います。
「その代わり、自分が持っているスキルを捉え直すことが必須です。これからの人生にどの能力が使えるのか、何を伸ばして何を維持するのか。こういったことを本気で考える」
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私がお勧めしているのは、今までのキャリアで経験してきたこと、特に修羅場の経験がある方はそれらの経験から学んだことを書き出して、自分にどんな能力がついたかを整理することです。これは転職時の面接でもそのまま使えます。
「意外に思われる人も多いかもしれませんが講師業というのは最初の副業にとても適していると感じます。自分のビジネスにおける経験を語って稼ぐのです」
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確かにそうです。講師業はお小遣い稼ぎには一番です。ただし、それなりのタイトルがないと講師の依頼が来ないということも事実です。
「若手社員には3年はその組織でしゃかりきに働くことをおすすめしたい。3年後には絶対にやめると決めても良いと思います」
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どんな嫌な仕事でも楽しみを見つけて働ける人は強いです。無駄だと思う仕事なら創意工夫で早くやれるようなことができれば評価も上がります。最初の三年間はポータブルスキルを学ぶ貴重な時間です。