人はなぜ間違えるのかー誰もが陥る印象的判断の心理学
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冤罪事件から学ぶ「人はなぜ間違えるのか」、第2回は印象的判断について心理学を交えて解説します。人間は2種類の思考方法を主に用いており、特にヒューリスティックスという思考のショートカットが行われます。
第1回の記事はこちら:人はなぜ間違えるのかー「確証バイアス」による偏ったインプット
https://newspicks.com/topics/criminaljustice/posts/13?ref=TOPIC_POST_MANAGEMENT_VIEW内部統制評価を生業にしているので、
>重要なことは、人間である以上は誰もがシステム1による処理をしており、だからこそ人間は誰でも間違えると言うことです。人は誰でも間違えるということを前提とした組織・制度の設計が必要です。
と言うのは大前提だと捉えています。
財務報告リスクに限らず、あらゆるリスクは人間が完全(間違えない)ではないのでゼロにはならない。
リスクがゼロにはならないけど、リスクの顕在化する可能性や、顕在化した際のマイナス影響をできるだけ小さくしたいからこそ内部統制の構築と運用をします。
但し、内部統制を行うのも人間なので、内部統制も完全ではない。ITシステムを使った内部統制を構築しても、そのITシステムを作ったのが人間である以上、やはり完全な内部統制にはなり得ない。
そんな中で、何がどこまで出来ていたら『内部統制が有効』と言えるのか?は永遠の課題ですね。。。人は生きていく過程で、大小様々な判断をしながら生きている。
自分にとって影響が無いか、少ない場合はさほど真剣に考えたり情報収集の手間をかける事なく流される人の割合は多くなる。しかしそれがいつのまにか絶対的になって強固な信念めいた結論になり、その結論に至る途中経過は、すでに結論付けされていて大して問題にされなくなる。
その結果は、最初何となく程度の不確実な程度のものであって弱い考えの集まりに過ぎないにも関わらず、横の相互関係により絶対的力を持つようになる。
子供同士のトラブルでも似たような事はよくあって、ボス思考タイプは自分の為に、そこを利用する。
大人になるともっと複雑、国になるとさらに複雑になるが事は深刻になってゆく。
その時々に、それぞれがどういう動きをするかで先は変わるわけだけども、流れの中で希望を描くしか無い。