米買収ファンドが日本企業に食指 改革期待、株高を左右
日本経済新聞
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日本以外の主要国では、借入金利が高くなりすぎて、経済的に収支の合うレバレッジバイアウトをすることが非常に難しくなっていると聞きます。
日本はまだまだ低金利ですので、PEファンドがレバレッジバイアウトを積極的に行なっていく土壌は整っていると言えるのではないでしようか。
この状況をうまく活かして、産業の効率化を進めていくべきだと思います。日本経済の復活を投資家の視点で多角的にまとめた良い記事だと思います。TSMCの熊本工場に代表される地政学的な優位性、日本でもM%Aが普通の事として中小企業にも根付き始めたこと、社会の分断が顕著ではなく政治が安定性を保持していること、はもっと強調しても良いかと思います。岸田政権の支持率が下がってますが、政治の安定は世界一だと思います。
高金利にあえぐ海外PEファンド勢は新規案件が割に合わないため、開店休業状態。PEファンドにとっては低金利が続く日本だけ特別な聖地になっています。
日本勢も頑張ってほしいと期待したいですが、海外PEファンドに買われた事業会社の人たちが異口同音に口をそろえるのが「海外勢の方が日本勢より海外ネットワークに圧倒的に強い」というもの。
事業を成長させるべく海外の成長市場を追求するためには、それが得意なパートナーと組みたいということなんですね。
資金力だけなら日本勢も何とかなるものの、ノウハウ、ナレッジ、人的資本といった無形資産だけは一朝一夕にはどうにもならないところがツライです。