テクノロジーを熟知しているアルトマン氏のOpenAI復帰は当然
コメント
注目のコメント
自分は本記事とは考え方が違う。
もしOpenAIが自社で半導体をやる、そのために色々な議論をしていたのであれば同意するのだが、新規企業の設立をしようとしていたと考えられる。そうであれば下記でコメントしたようにあえて別の企業にすることで、他社にも販売できるといった構造を作れてしまうので、OpenAIの取締役会としては利益相反、不誠実と考えるのは当然だと思う。
ただ、誤算はそれで解任をしようとしたときに、既存のOpenAIの価値までなくなるようなリスクが顕在化したこと。ゲーム理論の代表例というか、パレート最適にならずに囚人のジレンマが発生してしまった。
アルトマン氏、解任前にAIチップ事業で多額調達目指した
https://newspicks.com/news/9211932?ref=user_100438>アルトマン氏をはじめ多くのエンジニアの社員たちがAIチップ開発に向かうことは当然の帰結なのだ。むしろ、テクノロジーのハードとソフトを理解していない人たちこそ、本質を理解すべきではないだろうか。
AIチップ開発への帰結は当然でも、オープンAI社への復帰が当然の帰結だとは思いませんね。べつにオープンAI社ではなくてもそれは可能なんだし、事実Microsoftでも出来たはずなので。
会社への復帰の話と、仕事への復帰の話をごちゃ混ぜするのは良くないね。会社への復帰は資本の論理であったり人間関係であったり、技術の話とは別の要素が絡み合うのだから。解任した側が分かっていないのはそうだろうが、本来復職は当然などではなく、従業員の大半が解任に反旗を翻し強行すると会社が空になってしまうことに加え、大手スポンサーのMicrosoft側が「まあまあ、ここは一旦」ととりなしを行ったからに他ならない。そんな事例はなかなか多くない。
解任した側がその後の将来像を描けていなかったことによる。外部からCEOとして誰もを呼んで、でどうするかまで計画しないと成立しない。
私はこの案件、戻すのは一時的であり、Microsoftがものまで含めて飲み込むための手段だと考えている。別会社にするのは失敗のリスクが高いベンチャー時。これだけ成功したなら後は飲み込んでお金を投入して囲い込んだほうがやりやすい。