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【全貌理解】MS入社、アルトマンの「激動60時間」を整理する

NewsPicks編集部
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  • 慶應義塾大学 准教授 (SFC/総合政策)

    対話、信頼関係、それがとても重要。報道されていることが事実ならいきなり解任を突き付けたという事なのだが、いかに権限があるとしても、それはあまりにも拙速。今出ている情報だけでは、解任側に回った立場の人たちの意見がわからない。なぜ、どういう理由でこうしたリスクに高い行動に出たのかを知りたい。単なる視座思考不足ではない、なんらかの理由がもしかしたらあるのかもしれない。
    たしかに、この特殊な統治構造の中であれば、非営利団体の理事の果たすべき役割はその団体の定款に基づく活動、思想の体現に資する方向に経営が進んでいるかを監督することであるので、一件はすべてを敵に回しているような行為に見えても、彼らの立場と役割にたてば、正しいアクションだったのかもしれない。
     唐突に見えるアクションに見えるが、もしかしたら繰り返し繰り返しコミュニケーションを繰り返していたのかもしれないし、もてるアクションのリストをすべて消化してしまったのかもしれない。そして、最後に、伝家の宝刀を抜かざるを得ないところに追い込まれたのかもしれない。
     真実はまだ、見えていないと思うのです。


注目のコメント

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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    これで社外取3名だけが駄々をこねている、という状態になった。
    唯一の常勤取締役で解任側だったイリヤ・サツキバーは9割の従業員の抵抗を目の当たりにするや今度は慰留側に回った。世界に多大なるインパクトを与えるメガスタートアップの経営者としてはあまりに自覚と資質に欠けると断じざるを得ない稚拙で極端な行動だっただろう。

    彼(ら)がそもそも何故このようなクーデターが可能だったか?
    MSが出資しているのは会社発表の通り親会社の非営利団体から技術IPその他ライセンスを受ける子会社の営利企業である。つまりすべてを親の非営利に依拠し、牛耳られている。そこで問題はこの非営利とは米国のPublic charityという法的には501(c)3条に基づくエンティティなのだが、そこにおいては所有者、株主が存在しない。通常の会社なら取締役とは株主に選解任されるもの、あくまで株主の下に属する機関が取締役である。がしかし株主も所有もそもそも概念が無いのが501(c)3条ベースの非営利団体なのである。だから取締役(会)が最上位機関となる。ではその取締役の選任は誰がどう行うか。特別の規定が無い場合は取締役(会)が選解任を行うとされている。その他の寄付者も従業員も一切関係ない。

    報道でOpenAIの取締役、とされる各人はこの非営利親会社のそれであるのだが、子会社営利団体のそれも兼務している。そうでなくとも既述の通り技術やIP等が親に牛耳られてる以上、ともかくもグループ丸ごと親の取締役が独裁、という構造になっているのである。だから兆円単位の金を突っ込んでるMS他株主がどうあがいても法的にイリヤらに対して勝ち目が無かった。

    アルトマンの復帰決定には解任した側のイリヤ含む4名の現存取締役の過半数つまり3名が翻意して賛成しない以上、絶対に復職出来ない。
    ようやくイリヤが翻意したが他の3名社外取うち2名が少なくとも同調せねばならないイマココ、という状態。

    これが通常の会社なら、株主が現存取締役を解任したり、新たな取締役を選任し送り込んだうえでボード過半数を奪取できる。がこの通り、非営利団体の場合、残存した取締役の独裁となりスタックしてしまうのである。

    これはおそらく、今の人類で最も頭の良い人々が設計した組織であるにも関わらず事前想定が出来ていなかったストラクチャのミス、「バグ」だろう。


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    慶應ビジネススクール 教授

    現段階ではマイクロソフトがOpenAIの中身=アルトマンを含む多くの優秀なエンジニアを死ぬほど格安に買収するということになりそう。ただ、Alphabetをはじめ他の大手が黙っていないだろうから、乱戦模様になりそう。「事実は小説より奇なり」ですね。

    それにしても取締役の連中は何を考えていたんだろうか?社内のことを全く知らなかった?流行の社外取締役(自分もやっていますが)に冷水を浴びせる話。


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    株式会社クラフター 代表取締役社長

    OpenAIのバタバタ劇、まさかの社員ほぼ全員が反旗を翻すとは!(今回の騒動の首謀者であるイリヤまで!)

    昨晩11時頃、シリコンバレーでトップ記者であるスイッシャー氏が、OpenAIに所属する700名のうち、505名が辞めると取締役陣に通達しているとリーク。現時点では650名を超え、要求が通らなければ全員退職する意向とのこと。

    要求の内容は、サムとグレッグを連れ戻すことと、Bret TaylorとWill Hurdをボードに入れること。前者のブレットはシリコンバレーでは誰もが知る人物で、懐かしきFriendFeedを作ってfacebookに企業を売却し、後にクイップを作ってSalesforceに売却。SFDCの社長も務めた技術屋の有能経営者。
    後者のウィルは政治家っぽいですが詳細不明。

    もし叶わなければ辞めた後、サムとグレッグが新たにMicrosoft下で組織する新しい子会社に移ると表明しています。
    署名リストには、騒動の張本人であるイリヤ氏の名前も載っています(今年1番のお前が言う案件!)

    途中から暫定CEOと社員によるOpenAIは人がいないと無であるツイートで、従業員と取締役陣の意向の乖離が明らかになったところのこの嘆願書です。
    社内従業員とサムがやり取りし、MSが最悪全員受け入れるよ、と大手を振ったのかもしれません。

    いずれにせよこのままだとOpenAIが組織として維持することは困難で、ここにきて堅牢だと思われたOpenAIの牙城が内部から崩れてきています。


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