羽生結弦さんの離婚報告で考えるべき、過剰報道と誹謗中傷の「負のスパイラル」
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はたして、大抵の記事は「良心」あって作られているのだろうか。
報道の自由は
・情報統制の拒否
・思想・良心の自由
によって支えられているのであるが、
情報統制をメディア自らやり、良心のない報道をするのであればそれは、報道の自由以前に、そもそも報道たりえるのでしょうか?
注目のコメント
羽生結弦さんが、離婚報告の中で誹謗中傷やストーカー行為、そしてメディアの過剰報道についての問題提起をされていますが、ここに現在の日本のメディア構造の「負のスパイラル」の問題が明らかに出ていると感じたのでYahooに記事を寄稿してみました。
私自身も物書きとして、この負のスパイラルの一角にいる人間なのですが、なんとかその輪に加わらないようにポジティブな記事だけを書こうと決めてもう4年以上が経とうとしています。
でも、やっぱりこういう問題提起記事の方が多くの人に読まれる現実があったりするんですよね。
メディアの業界構造や広告モデルが変わってしまった以上、ある程度は仕方ないと思わなければいけないのですが、この問題をこのまま放置しておくと本当に誰も幸せになれないのではないかなと思うので、引き続き自分にできることとして、ネット上のネガティブなエネルギーを少しでも減らすための記事を書き続けていこうと思います。まさにこの指摘の通りです。引用します。
「ファンはタイトルに釣られて記事を読まざるを得なくなりますし、過激な内容の記事に影響されて、一部のファンは羽生さんのお相手に対してネガティブな感情を溜め込むことになり、誹謗中傷に走ってしまうという「負のスパイラル」が回り始めるわけです。
過激な発言やネガティブなタイトルが金を生む
当然この「負のスパイラル」には、週刊誌だけでなく、一部のネットメディアやYouTuberなどの個人メディアも便乗します」
そしてPVの増加が広告の売上につながり、この負のスパイラルを止めようという強い意識はなかなか働かないが現状です。これを克服するには、現在の広告システムを根本から変える必要があります。今問題になっている「私人逮捕系ユーチューバー」も現行の広告システムが生んだものです。信頼できるコンテンツ、誹謗中傷ではなく励まし合う情報空間によりたくさんのお金が流れ込むシステムづくりが求められます。「報道の自由」は大事だと思うが、ジャニーズ事件で分かった日本の「忖度メディア」に報道の自由を主張する権利があるのかと思う。私の知る限りジャニーズと同じような忖度はまだまだたくさんある。
メディアは一般人のストーカー行為を非難するが、今回の羽生さんの件はメディア自体がストーカーだ。同じストーカー行為をするなら強い相手にやるべきである。