アイデアに詰まったら"超少数派"に聞け…商品開発の最終兵器「エクストリーマー・リサーチ」とは何か
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注目のコメント
この記事を読んで、入山章栄さんがおっしゃっていた、米国スタンフォード大学の社会学者グラノベッターが提示した有名な考えを思い出しました。
こちらですね。まさにこれだと思います。
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経営学では、新しいアイデアを生み出すためには、親しい人と強い結びつきを持つよりも、広く浅くいろんな種類の人と弱い結びつきを持った方が有利と主張されます。なぜなら新しいアイデアとは、知と知との新しい組み合わせによって起こるからです。弱い結びつきを大事にすると、人脈は幅広くつながり遠くに伸び、するとその先から自分の知らない情報=知が流れてきて様々な組み合せが試せるからです。グラノベッターはこれを「弱い結びつきの強さ」と表現しています。
https://president.jp/articles/-/21547?page=2これはめちゃめちゃ正しいアプローチで、世の中の次のトレンドというのはいまの市場で大規模調査かけても出てこない。その分野でのいちばんエクストリームな層に、丁寧にヒアリングしたり、エスノグラフィー的な手法で観察したりして得られるものはとても大きい。
当社でも宇宙飛行士が宇宙で使う想定でコスメ開発をし、地球上の人のQOLを上げる商品につなげています。
実際に宇宙飛行士にも使っていただきますが、それ以上に宇宙での生活にヒントをもらい地球にいるたとえば水の使えないところにいる人(例えば災害時や病気でベッドから離れられない人など)がより快適に暮らせるようなものにつながっています。
N=1のエクストリーマーは発想を広げるヒントをくれますよね。