【続報】線虫がん検査は有効か。全国規模の調査開始。
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PETがん検診ワーキンググループのメンバーの検証例と元社員という方が提供しているデータや証言で作られてるNewspicksの批判ですが、その論拠をNewspicks側では本当に科学的に検証されているのでしょうか?
この記事(https://diamond.jp/articles/-/331815)にある田中紘一先生の指摘をみて
最近のNewspicksの批判内容について振り返ると、新たな情報がなく、須田副編集長によるエモーショナルな批判が続いており、もしNewspicks側の批判が誤っていた場合、メディアとしての責任が問われるレベルになっているのではないかと感じます。
PETがん検診ワーキンググループのおこなう「アンケート」で検証し、何かを論じることは科学的に間違っていると思いますし、ブラインドテストというのも、仮に100名のがん患者の尿と9900名の癌ではないと診断されている方の尿を集めて検証する場合、その検体を提供してもらう費用や、研究的な意義をどう倫理審査委員会に申請するのかなど「無罪の証明」のために一企業が負担できないことを求め続けているように感じます。
ジャーナリズムとして、一方を批判する際には、批判するもう一方の情報についても徹底的に検証しなければ、社会的に有意義な批判にならないのではないかと考えます(娯楽という観点は無視して、社会成長という意味では、その姿勢がないと混沌と停滞を生じさせるだけだと考えます)。
ましてや科学という分野は専門的だからこそ、レフリーには冷静さや聡明さが求められます。
エモーショナルな批判、背景にある批判側の動機、批判側の検証数の少なさ、アンケートや証言といった証拠の不確かさ、現状だけ見るとNewspicks側に、本当に誤りはないのかという不安を感じます。
今思うと、過激な批判が目新しく、そうなのかもしれないと思い連載を読んできましたが、もし仮にNewspicks側の報道に事実検証が足りず、証拠や証言に誤りがあったら恐ろしいことです。
健全な批判や、成長に向けたジャーナリズムであることを願います。
注目のコメント
線虫がん検査の解説動画、第2弾です。
今回は6月の学会発表やブラインド検査に関する詳しい解説や、HIROTSU社の反論、さらに検査の精度に関する全国調査についてお話ししました。
ぜひご覧ください。これまでの経緯も含め、わかりやすくまとまった動画でした。
学会が行っている全国規模の調査はあくまで後方視的な情報収集に過ぎず、その結果にも様々なバイアスがかかることから、何らかの結論を出すことは困難です。本当に線虫がん検査の有効性を示すためにはブラインド試験をする以外の方法はありまんが、HIROTSU社が今後そのデータを出すことは考えにくいでしょう。ブラインド試験のデータがない限り、この検査は「がん占い」と言っていいほど科学的根拠に乏しい状況です。
個人レベルでできることは、とにかく検査を受けないこと。企業レベルでは、この検査を支援したり加担したりせず、社会的に締め出すことが重要です。非科学的な検査によって不幸になる方がうまれないように願っています。疑惑の線虫がん検査の続報です。先日、HIROTSU社がNewsPicksの特集に対して反論文を公表。その内容について須田記者に聞いてみました。
👇前回の動画はこちらです
https://youtu.be/BdvISQJczUs?si=-JnvGWmtb0NoiK6c
👇「絶対わかる解説」シリーズやっています!ぜひ!
https://newspicks.com/movie-series/121