業務効率が「36倍」に。パナソニックが語る、生成系AIのインパクト
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難しい非定型業務をまとめて代替してくれるがコンサルタントです。そのコンサル仕事を生成AIがどこまで代替できるのか。正直脅威とチャンスの両面を感じています。
一つ感じているのは、仕事の発注力がこれまで以上に大事になること。生成AIは優秀ですが、自分の意図までは察してくれませんから。ある種これまでコンサルファーム(外部企業)に依頼していた変革プロジェクトを生成AIに担ってもらえると理解しました。
企業ではこれまで、バックオフィスの繰り返し発生する「定型業務」を標準化し、システム化やアウトソーシングで効率化してきました。対して、資料作りやプレゼンのプロット作成といった「非定型業務」は、なかなか標準化できなかった。
ところが生成系AIを活用すれば、非定型業務も対応できます。極論人間は生成AIが生成したアウトプットに対して評価し判断するのみが残される可能性も大いにある。
大企業でも上手く使えば、これまで社内年配人材が介入し既得権益で変革できなかった改革も実現できるのではないか、と思えこれからの生成AI活用が楽しみになりました。私自身も、仕事で困った時の“相棒”のような存在として活用している「生成系AI」。個人単位ではなんとなく生産性が上がっているような感じがしますが、企業がやるとどうなるのかを、脳科学者の茂木先生、パナソニックコネクトの向野さん、マイクロソフトの西脇さんをお迎えしてお話いただきました。
一部業務ではありますが、パナソニックでは業務効率が“36倍”に上がったそうで、茂木先生もお話されたように、大企業だろうがスタートアップであろうが「生成系AIを使わない選択肢は、企業にはない」と言える状況なのかもしれません。
とはいえ、たとえばセキュリティを筆頭に、導入への懸念事項となる要素はいくつかあるので、リスクをなるべく潰していきながら、トライ&エラーを繰り返すことが必要なのかなと思います。