培養肉の実用化に邁進!「大企業 × スタートアップ」の最適な相互補完
コメント
注目のコメント
世界的な人口増加などにより食肉の安定供給が揺らぐ中、細胞を人工的に増やして作る「培養肉」のニーズが高まっています。
日本においてこの分野で注目を集めているのがインテグリカルチャーです。今年2月、同社がアヒル肝臓由来細胞を培養した培養フォアグラの開発に成功したことが大々的に報じられました。
インテグリ社は培養肉の実用化(培養肉が普及し、日常的な食材として我々の口に入るようになる状態)を一気に加速させるべく、荏原製作所と共同開発を進めています。
ポンプで知られる荏原製作所がなぜ?と思われた方もいるかもしれませんが、このタッグのキーパーソンである荏原製作所の佐久間貴志さんは、「インテグリさんとの協業は、荏原の技術を真正面から活かす舞台」。
荏原製作所が培養肉の世界に参入している背景や、両者のタッグでどんな未来が実現するかを、佐久間さんとインテグリカルチャーの羽生代表にたっぷり語っていただきました。素晴らしい組合せですね。弊社も荏原製作所と協業してますが、その技術力と推進力はすごいです。一日も早い培養肉の上市を期待してます。ディープテックとはいえ、少し時間がかかりすぎな印象があります。価格が高くとも食べてみたいです。応援してます。
"私たちの取り組みを「おもしろそうだね」「SDGsの時流に乗っているよね」などと声をかけてくれる企業は多いのですが、「この装置を試作するためにはいくら必要で……」と話を持ちかけると途端に相手が及び腰になり、なかなか先に進まない現状がありました"
SDGsのような、総論賛成だが各論(当事者として具体の取り組みをするかどうか)になると中々取り組みが進まないというあるあるな状況ですね
本件の成功要因として、"培養液の流体制御の面で改善余地がある"のような、ミッシングピースを具体化して協業要件に落とし込めたことが一つポイントかなと