世界を旅するデジタルノマドに照準、3大陸45カ国以上で〝中期賃貸〟展開する「Habyt」が63億円を調達
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コメント
注目のコメント
面白いサービスだし、サービス自体に罪はないのだが、住所・国籍・納税の関係は複雑(ビザも当然ながら)。
特に下記のような年の過半を超える期間は、かなりリスキー…
『中期賃貸とは数週間から数ヶ月の賃貸のことで、Habyt がターゲットとしているのは、6〜9ヶ月間都市に滞在することが多いデジタルノマドの層だ。』公式サイトを見る限り、50 Cities, 45+ Nationalities となっているので、「45カ国以上」に展開というのは誤りと思われる。実際に展開している国はヨーロッパ10カ国+アメリカ、カナダ、日本、香港、シンガポールとの事。
https://www.habyt.com/about
ヨーロッパ10カ国はいずれもシェンゲン協定加盟国なので、それらの国籍を持っている人であれば、域内の移動・滞在の制限は少ない。他方で、日本を含むその他の国籍の人は、シェンゲン協定加盟国滞在日数に制限がある。詳しくは以下のページを参照。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page4_000122.html
本当に「6〜9ヶ月間都市に滞在することが多いデジタルノマドの層」がメインターゲットであれば、上述のビザ(やその他)の都合により、ヨーロッパの人達がメインターゲットってのが実情な気がする。また、それ以外の国での普及は難しそう。
ビザ無しの場合は、大抵の国では最長3ヶ月の滞在となるが、その場合、このサービスと Airbnb と比べるとどうなんだろう。一応補足しておくと、今は visa run に対してはどこの国も厳しくなっているので、ビザ無しでどこかの国に3ヶ月以上滞在するというのは結構リスクがある。