【山口周】独立研究者としての学びから「働く」をRethink
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コロナ禍が明けて、最近4年ぶりくらいに出張に出た時、最初に感じた感覚に「世界と日本を対比した時、経済規模が大きいと言われている場所に豊かさを感じないな」という違和感でした。
東京と大阪を対比した時にも、「大阪の方が土地の使い方の豊かさ、物価の適切さ、食の美味しさ等でも東京より幸福度が高そうに感じるな」と肌で感じました。東京はこれだけ地価が上がって労働賃金も上がってるのに日々のニュースで聞こえてくる情報から感じる幸福感に比例関係を感じないな、と。
あくまで個人の感じ方ですが、とてもここの対談のテーマと一致する気がしたので、経済界で暮らすすべての人にとって今そこにある身近な話題だなと思いました。ニュージーランドの働き方・暮し方と、日本人を対比してみた時に思い付いたのが『リテラシー』と言う言葉でした。
日本人は人生を楽しく味わうためのリテラシーが低いのかもしれない、そんな風に感じました。
もちろん生活を豊かにするための日本特有の知恵などは世界に誇れるほどたくさんあるとは思いますが、総じて見た時にバランス(ポートフォリオ的な)が悪そう。
ポッドキャスト超相対性理論の『真面目に遊ぶ人類の謎』の中で、後編に深井さんが「我々は人生というパーティに招かれている」という名言を叫ばれてましたが、その文脈でも人生を楽しむためのリテラシーの重要性について熱く議論されていました。
リベラルアーツをリテラシー(教養)として学んでみることから始めてみたいと思います。
超相対性理論↓
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E8%B6%85%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E6%80%A7%E7%90%86%E8%AB%96/id1567192930?i=1000530905299RethinkJAPANとしては2年ぶりに、山口周さんにご出演いただきました。
コロナ禍にご出版された山口さんのご著書「ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す」の中で語られたことを、2023年の現在から改めて波頭さんとお話しいただきました。
山口さんの「インストルメンタルからコンサマトリーへ」はご著書の中でも大切なキーワードですので、ぜひ対談で何かを感じられた際にはご著書の方もぜひ読んでいただければと思います。
自分としてもせかせか働いていると、このままでいいのかな〜という気持ちになることが多いですが、その働き方が筋のいいやり方なのか?それ以外に大切にしたいことはないのか?と自問自答しながら、コンサマトリーに生きていけるよう考えていきたいと思うきっかけとなりました。