スズキ、インドをEV輸出拠点に 25年にも日本で販売
日本経済新聞
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スズキの子会社である「マルチ・スズキ・インディア」の時価総額はスズキ本体を上回っています。いち早くインドに目を付けた前社長の鈴木修さんの功績です。
インドにおけるマルチスズキのシェアはかつては5割を超えていましたが、最近は地場メーカー(タタ、マヒンドラ)や韓国のヒョンデの攻勢で4割程度まで下がってきています。
幸いなことは中印関係が良くないことで、インドには中国製EVが売れにくい状況がある。特にBYDの現地生産工場の計画をインド政府が拒否しました。
スズキが今後も生き残っていくためには、日本よりインド市場のほうが数倍重要。EV後進国の日本でつくるより、インドでつくって日本を含めた海外に輸出するほうが百倍いいアイデアです。
ちなみにインドの国内自動車市場は昨年日本を上回り、今後もその差はどんどん拡大していきます。
日本経済は「自動車の一本足打法」とか言われますが、お客さんの多くは海外であり、その多くが現地生産です。自動車メーカーはいつまでも日本経済を牽引してくれると考えてはいけない。将来的には日本の自動車メーカーが海外に本社を移す可能性すらあると思います。日本でやるよりインドから。良い選択な気しかしないです。スズキが日本一番の自動車メーカーになるかもしれないですね。