バイデン大統領 ヨルダン訪問延期 ガザ地区の病院の爆発を受け
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病院を攻撃したのはイスラエルか、ハマスか、ガザの武装組織イスラム聖戦か。イスラエルはパレスチナ側のロケット誤射だとして動画を公開しているが、サイバーが強いイスラエルなので判断は難しい。いずれにせよ500人超が亡くなったということで言葉もない。ガザでは10/7以降すでに医療施設が115回も攻撃されている。アラブ諸国の反発は避けられない。
病院への攻撃は国際人道法違反。さらに安保理決議2286号も紛争下の医療従事者と医療施設の保護を求めており、これは2016年に安保理理事国だった日本やエジプトが共同起案国だった。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ha_er/page24_000613.html
2015年頃はシリアやイエメンで病院への攻撃が続き、アフガニスタンではクンドゥズで国境なき医師団(MSF)が運営する病院がアフガン軍と米軍に誤爆された。
誤爆だろうが誤射だろうがいつも犠牲になるのは市民。水、食料、燃料のないガザの状況は、きわめて厳しい。ガザ地区の病院、それもプロテスタント系キリスト教会が経営する病院が爆撃されて、500人以上が死亡、というのは、かなりインパクトがあります。
https://twitter.com/OnlinePalEng/status/1714410946599207391
イスラエル政府はやっていない、といっていて、「パレスティナ人勢力がやった(誤爆した)」と主張していますが(だから記事も「病院で起きた爆発」となっています)、さすがに無理があります。
それでも、バイデン大統領は、イスラエルは訪問し、イスラエル政府の、ガザ地区に対する掃討作戦開始宣言に立ち会います。
どのみち、イスラエル軍による掃討作戦は、500人どころか、数万人が死亡することを前提としたものです。
中東諸国の世論は大きく傾き、イスタンブル、アンカラ、バグダード、ベイルート、アンマンなどで、群衆が米国大使館や領事館を囲んで押し入ろうとしています。このタイミングで、エジプト、パレスチナとの会談が延期になるのは大きいですね。病院爆発の原因が正確に解明されることを願いますが、中立的な調査を行える機関はあるでしょうか。一連の問題で、パレスチナ暫定自治政府の存在感があまり感じられないところに、いまのガザ地区の難しさ、ハマスと自治政府の関係があるのだと思います。けが人を含む避難民をどこで安全に保護するのかは喫緊の課題です。