ガザ北部で病院爆発「500人死亡」の情報も 多くの住民の避難先
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ハマスは民間施設内に潜伏し、
攻撃を受けると「非人道的」と騒ぎ立てる。
一方で民間人の集まるイベントを襲撃し、
拉致監禁して「客人」として交渉の材料にする。
イスラエルとしては事前に避難指示はした。
なので残っている人達はハマス関連の人達だ。
と言う論理なのでしょう。
ロシアの「人道回廊」と似た構図ですね。
何にせよこれはどちらかの勢力に共感させ、
相手に否定的評価を植え付ける、
国際世論を誘導する為の情報戦や認知戦の一環です。
過剰な拡散や反応は避けましょう。医療施設を狙った攻撃は国際人道法の重大な違反です。
原因は調査中とのことですが、非常に辛いです。
憎しみの連鎖を武力で断ち切ることは難しく、今回であればSNSに投稿される残虐行為が更に増大された憎しみを生み、受け継がれていくと考えられます。
これまでの歴史的背景から双方ともに「赦す」ことのできない状態となっていますが、このままだと分断が大きくなる一方です。バイデン大統領は、アラブ側首脳とも会談をする予定でしたが、今回の病院爆破事件で、イスラエルのネタニヤフ首相だけと対面での会談となりました。イスラエルの強力な味方ではあるものの、中東情勢の悪化を望まない米国としては、大統領が直接乗り込んで行ってのバランス外交が、結果的に行えませんでした。
今回の病院爆破の実行が、アラブ側かイスラエル側か、分かりませんが、複数の映像証拠を出しているイスラエルの方が説得力はありそうですが、事実がどうであるかに関わらず、アラブ諸国で起こっているイスラエルへの抗議デモは、収まらないでしょう。
ハマスの攻撃に始まった現在の事態で、サウジアラビアとイスラエルの関係改善は頓挫し、アラブ諸国では反イスラエル感情が高まり、“取り残されてたまるか”“ガザの苦しみを忘れるな”というハマス側の目論見通りに、とりあえず進んでいるように見えます。
おそろしいことに、それは、多くの民間人の犠牲の上に、です。
「イスラエルの報復はひどい→奇襲攻撃したハマスがわるい→元々は、ユダヤ人が入植してパレスチナ人を追い出したのがいけない→ユダヤ人には、ホロコースト等迫害されてきた歴史があり、迫害から逃れることも含め、ユダヤ教の聖地での建国を目指した悲痛さも理解できる→・・・→・・・」と遡れば、どちらが正しい正しくない、良い悪い、と言い切れる話ではないことが分かります。
混沌として行く世界に、本当に暗澹たる思いです。