なぜ日本で「働かないおじさん」が大量発生するのか…ごく「シンプルな理由」
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既に嘱託の身から俯瞰するに、いなくなって困る50代はわずか、いなくなって困る20代~40だいはあまたという構造です。50代の多くは楽してます。がんばりたくともその場もスキルもない。そもそも何をどう頑張ればいいのかわからない。しがみつきではなく路頭に迷っているのです。会社も彼らに多くを求めていない。僕は従順であることを求められています。それで会社が回っているし、若手からは不満の声が聞こえてくるけど、彼らに厳しい仕事を課したりバシバシ切っていたら、若いやつは不安になってやめていきます(切れないけど)。今の時代はこの状態がとても安定した環境になっています。ただ、目に余るやつもいるので積極的な降格は必要です。でも職安に駆け込まれると面倒なんです。
降格させる人も働かないおじさんなので。
若い頃の貸しを返してもらっている不働の50代に暖かい拍手を、、、。
若い方々はムカつくでしょうが、ならば彼らを部下にしてガツガツ働かせろといわれたらやります?僕はたくさん部下にしてきましたが、マジ面倒くさいですよ。できれば目につかないところで余生を過ごしてもらったほうがありがたいくらいではないでしょうか。
注目のコメント
もっと根本的な問題があると思います。
会社のミッションという点です。
社員が会社のミッションと共感できるかどうかは、会社の採用時だけではなく、入ってからのモティベーションにも関係があると思います。
ただ会社も社員も「生き物」なので変わっていきますが、合わなくなった場合はずるずる働かないことを決めて、転職するという選択肢を考えればこの様にならないのではないでしょうか(その為にスキルを身につける必要もありますがそれ自体も目的ではないと思います)。
記事には出世した人はモチベーションがあるとの記載がありますが、20年間日本の会社に勤めましたが、胸に手をあてて考えても本当の意味で「出世」だけがモチベーションになることはなかったです。
企業のミッションを綺麗事だとして片付ける風潮もありますが、ミッションを重視することは理に適っています。50代になって焦ったり迷ったりしない。
それまで何となく仕事して、なんとなく昇進してきた人たちは、受け身で働かされる姿勢が染み付いてしまっている。
そこからの脱却はなかなか難しい。自分にとっての仕事のやりがいや意義は若い頃から意識して成長し続けましょう。ここでは、いったん自分の話は措いて、新卒入社企業、大学・高校の同期や先輩後輩を見ていて思うところを書きたいと思います。
それで思うのは、やはり漫然としがみつくように同じ会社に居続けるだけだった人と、その年代に入る直前にでも、新たな世界へ飛び込めた人との差が非常に大きいということです。
自分の会社には役職定年があり、自分が数年後にはそれを迎える、ということは誰にでも分かることです。それなのに、何もしないで同じ会社にしがみついていれば大丈夫という希望的観測に賭けるのではなく、新たな先の見えない未来の自分自身を賭けられるかどうか、は天地の差があります。
この道一筋、というのを賞賛する傾向がいまだに強い日本ですが、それと同じ会社に居続けることは異なります。この道一筋=ある一つの「価値」を提供することに一所懸命、と考え直すことが重要でしょう。
そして、それができる場所は時代と自分と会社との関係性の中で変わります。新たな世界へ次々と飛び込むことで、その価値はより幅広いものになっていくと考えた方が良いように思います。それが「働かないおじさん」にならないための秘訣と感じます。