Googleらから2,300万米ドル調達、英語発音矯正アプリ「ELSA」はユーザ1,300万人をどうやって獲得したか
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注目のコメント
英語の学習者でもあり、アメリカの日本語学校で教える立場でもあるので、双方の見方でコメントさせていただきます。
発音はコミュニケーションに実はそれほど影響はないなあという実感があります。(たまに友達に「何て?」って聞き返されたら言い直すか、違う単語を使えばすむ話なので。)
けど自分への満足度が変わる気がします。(やっぱりLとRを完璧に発音仕分けたい。)
いっぽう、日本語を学ぶアメリカ人の子達も、やっぱり発音を凄く気にするんですよね。
発音を指摘するのは失礼って感覚はアメリカでもあるので、そこはAIでやった方がお互いストレスなくて良いかもしれないです。
ただ、語学の最大の壁は「続けられない事」にあるので、AIにそこを乗り越えるように励ましたり、アシストするのは、まだまだ難しいと思います。ノンネイティブが英語を学ぶ視点を生かした、痒いところに手が届く学習ツールですね。
世界の英語話者は20億人、うちノンネイティブつまり英語が母語ではない人はその8割を占めると言われています。
これに伴い、英米の企業で占められてきた英語学習産業にも、ELSAのようにノンネイティブのTech系のプレーヤーの参入が増えていくでしょう。
英語学習も、何時間勉強すれば話せるようになるかという量でなく、学習効率を高める時代に変わってきていると思います。地域や国ごとの訛りや発音の違い、英語初学者の私にとってはかなりの難関です。
(いわゆるジャパニーズイングリッシュも含めて)
生成AIを用いた英会話アプリは、最初期にGPT-4搭載が発表されたSpeakやそれに続いたDuolingoなどいくつかありますが、こうした訛りだったり、地域性に対しても十分対応できるポテンシャルを秘めていると思います。
リアルタイム翻訳もかなりの精度が出てくるようになってきましたし、英語を勉強するという概念もいつか無くなるのかもしれないと思いつつ、まだまだ必要なスキルなので、コスパよく学べる形式はとても助かります。