ブッキング・ドットコム、宿泊施設への支払い遅延に対しコメント
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注目のコメント
なぜ日本の公取はじめ行政当局がもっと機敏に動かないのだろうか。こういう時に仕事せずしてプラットフォーマー批判、ビッグテック脅威論をぶっているだけでは頭でっかちの机上の空論ではなかろうか。
同社グループはプライスライン、カヤック、アゴダらを抱える同分野の市場支配的地位にあるオンライン旅行アグリゲータです。
仮に資金繰り問題でも悪意でもないにせよシステム不具合であり復帰見倒しであるにせよ、生きるの死ぬのがかかった宿泊施設経営者に対してあまりに舐めた対応ではあるまいか。これぞまさに米国FTC委員長リナカーンを出世させた例の論文の趣旨、プラットフォーマーとその出店企業とのコンフリクトの、分かりやすいケーススタディのような事案でしょう。支払いが滞っている宿泊施設側からの連絡に対して説明も返答もない。
こんなことではプラットフォーマーが「邪悪」と批判されてもしかたないでしょう。
多くの人がプラットフォーマーが提供するサービスに骨の髄まで浸りきってしまっている現在、彼らとの付き合いを断ち切るのは難しいわけですが、それでも私は宿泊先を見つけるのはOTAなどのアプリでやっても予約＆支払は施設のサイトで直接やるようにしています。それはそれとして宿泊施設が怒っているのは説明や誠実さが全く足りていないからでしょう。支払いの滞りという死活問題を起こしているにも関わらず問題意識が著しく欠けているとしか思えません。
