半導体工場が建設ラッシュ!日本経済の復活へ千載一遇のチャンスをつかめ
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TSMCは、日本の半導体エンジニアの方が米国アリゾナ工場のエンジニアよりも優秀だと感じています。特に、マスクに落とすレイアウト設計は非常に優秀で、TSMCの5nm, 3nmプロセスノードを支えています。みなとみらいにあるTSMCデザインセンターの人材が最先端プロセスノードのマスク設計を行っています。彼らがこれからの日本の半導体を強くしてくれると、信じています。
地政学的リスクという言葉は広く知られていると思います。一方、日本は地政学的チャンスをつかむ絶好の位置取りが出来ていると思います。その1つの表れが経済安全保障を重視する重要物資のサプライチェーンの強靭化で、その代表例が半導体です。しかし、他にも多数あります。安倍政権の功績の一つは、米中が競合する時代の潮流に日本の国益を合致させたことだと思います。
記事の中では「ラピダスは先行者利得を目指し(ブルーオーシャン戦略)」と書かれているが競合となる他ファウンドリも先端プロセス開発を進めている以上、先端プロセスが作れるだけでは完全な競争優位は難しいのではないでしょうか。
日本に先端Fabがあることの意義(地政学リスクの低減)に加えて競合ではフォローが難しいラピダスならでは、がどう実現できるかにかかっていると思います。