オリックスがビッグモーターを獲得して再建に成功する可能性が高い理由
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小規模で整備と修理の設備が充実していない「サテライト店」は閉鎖でしょう。
買い手が現れるとして、欲しいのは設備と有資格者です。土地も借地が多いので権利関係の再確認も必要です。
身受け人がオリックスがどうか分かりませんが、中古車販売業態として残せる店は限定的だと思います。「バスケット買い」するとしても、その後に切り売りすることも考えられます。
それにしても記事はほとんどが他の報道の引用ですね。損保会社とグルでやってた保険金不正請求なんてのは割とどうでもよくて
実のところ、直接心理的金銭的に被害を被ってる消費者(購入者や売却者)が保護されないなら、こんな会社再建なんてさせてはダメ事業譲渡や買収など、やり方はいろいろあって、例えば債務超過になっていなければ、理論的には1円で買収することだって可能。極端な話、今後出てくる補償の問題や賠償請求なんかを加味したうえで、オーナー企業つまり創業者一族から金銭をもらって買収するという「マイナス売り」も可能な話で、現に誰も買い取り手のない不動産なんかでは成立している手法です。
事業譲渡は、債務を切り離して事業だけを譲り受けるわけですから、会社を買い取るわけではない。オーナー企業側、創業者一族側は、この際債務も含めてすべて精算してスッキリしたいと考えるのか、それとも先行き不透明な中マイナス売りだけは避けたいのかです。オリックスの立場からすると、リスクプレミアムを提示して救済、つまり保険会社みたいな立場で臨むのか、それとも事業拡大という純粋な事業会社としての立場で臨むのかの違いですね。
いずれにせよ、消費者の立場からすれば、過去の過ちの補償はもちろん、今後は同じ事例が再発しないよう、事業運営を根本から見直すことが必須です。給料が安いブラック企業はモチベーション維持の面で過ちが起きやすいですが、ビッグモーターの場合は高額な報酬がかえって現場のモラル低下を招いたという側面もありますから、バランスの取り方は難しいでしょうね。
