【澤田会長】「変われない日本企業」に贈る、組織変革の極意
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株価が20年来の高値水準をつけ、復活を遂げつつあるNTT。その道筋をデューデリだん!スタイルで見ながら、改革の中心人物、澤田純会長にインタビューしました。
NTT改革の裏側から日本企業の組織論、AI時代に必要な新たな哲学(このパートはビジネスを超えた社会のあり方まで縦横無尽に語られ、圧巻です)まで聞いています。
威厳ある風貌の澤田会長ですが、関西弁の英国紳士?のような方でした。とぼけたユーモアを交えながら、企業のリーダーが「先を見ること」の大事さを色々な表現で語ってくれています。ぜひご覧ください。澤田会長は約20年前NTTコミュニケーションで(当時NTTのプリンスと言われた)鈴木社長の下Vario買収の大失敗を経験しています。日立の中西、川村氏もそうですが、大きな修羅場を経験されたことはとても大きいのではないかと思います。権限移譲とは我慢だという指摘が印象的でした。
細かいことです澤田会長は約20年前NTTコミュニケーションで(当時NTTのプリンスと言われた)鈴木社長の下Vario買収の大失敗を経験しています。日立の中西、川村氏もそうですが、大きな修羅場を経験されたことはとても大きいのではないかと思います。
細かいことですがMCの方が「変革された」みたいな過去形で語っていることに大きな違和感を感じます。株価は戻っているとはいえ、たかだか時価総額16兆円程度。Appleの約3兆ドル(為替にもよりますが)の足元にも及ばない。本当は今の10倍、いや100倍の価値がついてもおかしくないところ。改革は始まったばかりだと思います。近年のNTTの数々の改革は、澤田純会長(前・社長)抜きに語れない、ということで今回、インタビューをお願いしたところ、ご快諾いただきました。
せっかくの大チャンスだったこともあり、NTTの枠を超えて、「変われない日本企業を変えるための組織論」と、より大きなテーマでざっくばらんに語っていただきました。
30万人を率いた経験をベースに、リーダーに必要な資質から、組織変革に大事な考え方、さらにAI時代に新たに生まれる哲学話まで。
私自身も、澤田さんの軽快な話術に(これはいつものことですが)のめり込み、仕事を通り越えてとにかく興味深く、そして楽しかった取材でした。
随所に「澤田節」が炸裂していますので、お楽しみくださいませ。