女性が昇進を希望しても、優先されるのは依然として男性-調査
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ポジティブな面に目を向けるなら、管理職を目指す女性の比率が、コロナ前と比べて10ポイントほど上昇しているということでしょうか。やはり、リモートでもより働きやすくなったことが要因かと想像すると、新たな技術だけではなく、新たな制約がもたらすイノベーションもあるのだと改めて感じました。
男性と同じ割合で昇進を望んでいるにもかかわらず、依然として見過ごされている
→同じ割合で人の数がいて、同じ割合で希望していたとしても、数字がイコールにならないとなると、そこには無意識のバイアス(アンコンシャスバイアス)も存在してくるのだと思います。アンコンシャスではなくて、ふつうの見えるバイアスだと更に課題ですが、無意識の場合は潜在的に無意識にも、バイアスを持ってしまうわけですから、常にこういうデータを外に発信することで、気づきを与える必要があると思います。
昇進はもちろんそのスキルと経験を持ち合わせていると証明できることが必須ですが、人の伸びしろを踏まえて挑戦させてみようと思う部分が働いてくるとは思います。
期待がそこに混じっていると思いますが、その挑戦が、男性にも女性にも同じだけ与えようとしているかを、改めてしっかり数字で見ていきたいですね。男性は期待値で管理職に昇進するが、女性は能力を証明して初めて管理職になれるというダブルスタンダードはどこの国にもありそうです。
男性社会のルールや価値観で成り立ってきた管理職のイメージから抜け出せないために、女性の能力の期待にバイアスがかかるのだと思います。
でも組織の人材活用として、そのバイアスによるマイナス面はないのでしょうか。
期待値で管理職に選ばれた男性が、本当に期待に沿うパフォーマンスを発揮できているのかを比較検証しないと、公平ではありませんよね。