本当に開催できるか怪しくなってきた「大阪・関西万博」…「開催危機」の「ヤバすぎる理由」とここからの意外な「打開策」
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注目のコメント
着工の遅れ、コスト増大等の内容が書かれていますが、これはだいぶ前からわかっていたこと。
「博覧会協会も手をこまねいているわけではない。最近になって…」と記事に書かれていますが、これまで手をこまねいてきた結果対応が遅くなり過ぎている現状かと思います。
建築業界からは、このままではまずいと昨年から協会へアプローチしていましたが、協会側がもっと早くこの提言を真摯に受け止めていればと、悔やまれます。
https://newspicks.com/news/8723584
このようになってしまう原因として「結果的にゼネコンが何とかしてくれる」という甘えがあるように感じます。
ただ、働き方改革が建設業にも適用される中、工期・採算が合わない案件を以前のように無理して受注する余裕はありません。
利益が少ないことを覚悟し無理して受注したのに、あらぬ伺いを掛けられ炎上するリスクを、ゼネコンは五輪施設や豊洲市場で経験しています。
そのため、受注に慎重になるのは当然でしょう。
https://newspicks.com/news/8179168
当時は「落札率99%」「当初の入札価格の3倍」などの批判が一斉にゼネコンに押し寄せましたが、当時から適切な予定価格の設定ができていない。
この当時の問題をきちんと検証できていれば、大阪万博のこの現状は改善されていたかもしれません。
https://newspicks.com/news/8865129?ref=user_110042
記事内では、コンセプトは変えてはいけないと提言されています。
これには同意。
そして、万博建築もこのコンセプトに沿って計画されているはず。
すでに建築中の大屋根についての意見が記事内にありますが、単純な減額案ではなく上記コンセプトと共に考える必要があるのではないでしょうか。
そのまま使われ続ける新国立競技場とは状況が違うとは思いますが、高すぎると批判され設計要件を変えて再コンペ、結果当初の使われ方ができなくなり使い勝手が悪くなったことは記憶に新しいと思います(ここでの減額は結局高かかったわけではなく、スペックダウンによる減額が大きい)。
ここまで書いていますが、万博は楽しみにしていたし、現在もその気持ちは変わりません。
適切な費用が掛かるということを理解してもらい、なんとか実現して欲しいというのが個人的な思いです。資材はもとより外国から申請書がまだ来ないから、申請しないのではと言うのは早まった考えかなと思います。文化人類学的に言うと、時間の概念が日本やアメリカと世界の多くの国では違います。例えばスペインやフランスの方とランチの約束をしても約束の時間に家を出て着くのは1時間後なことは日常茶飯事。締め切り間際か締め切り後に平気でアプライする国が多そうです。