大手金融、運用力向上や体制強化を=資産運用立国で岸田首相
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こちらは明日、金融庁が開く「資産運用に関するタスクフォース」の議事次第。
そこにみさき投資中神氏の資料があり、興味がある方はぜひ見てほしい。「まがりなりにもここまでこられたのは、実感としては『奇跡』に近い」、「日本のアセットマネージャーによる、日本企業へのエンゲージメント投資で産まれたリターンは海外へ」という言葉が印象的。
資産運用に力を入れることには大賛成だが、金主の保守性が変わったり、それが変わらないなら政策的にアクティブな金主になることが必要だと思う。金主のリスクテイク、アニマルスピリットのなさが、結局企業に伝播し、本来は高い資本コストに見合うリスクテイクを促していくべき株式市場がホームマーケットで機能していないというのが現実だと思っている。
スチュアードシップコード・ガバナンスコードや、東証のPBRへの働きかけなどで変わりつつあるのは素晴らしいこと。でもまだまだ弱い。「右へ倣え」の投資ではなく、金主も機関投資家も、投資哲学やリスクリターン特性への合理性の徹底が必要だと思う。
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/sisan-unyo/siryou/20231003.html