貧困でなくても子どもを持てない高いハードル「900万円の年収の壁」の現実に必要な視点
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以前にも執筆者さんの記事を読んでスカッとしました。数字で見せられると色々と納得します。
地方創生、人口ビジョンと自治体はそれぞれ計画を立てていますが、「人口は間違いなく減るので、減り方をなんとか緩やかにする」という方向で対策を考えていることに気づいたのは最近でした。人口を増やさねばという固定観念にいつの間にか囚われていたことに気づいた瞬間です。
この国の人口が減ると確定しているということは、あとは外国から招くとか、テクノロジーを駆使して少ない人で社会を回す仕組みに投資する方が現実的に思えてきます。
女性が子どもをたくさん産めばいいと言われても、そんなの個人の自由です。
後ろめたさなんて持たなくてもいいですし、今の若者がどうすることもできない部分がこの問題の根幹にあるんだと感じます。
注目のコメント
貧乏子沢山なんて事実はとっくになくなっていて裕福じゃなければ結婚も出産もできない時代へ。たった15年で子のいる世帯は10%も減ったがその全部が900万以下の世帯。かつて家族を形成していた中間層が全滅状態になるのだから少子化は当たり前。
若者が魚を取る能力や意欲がないのではなく、若者が汗水流して取った魚をどこぞのメガネが片っ端から巻き上げているから、若者が絶望するのです。
また、明治時代は貧しくても子どもを産んでいたとかいう頓珍漢なことをいう御仁がいて呆れるのだが、その頃乳児死亡率は現代の100倍近く、0-14歳までで死亡する割合が全死亡者の半分以上。子どもが多く死ぬからこその多産だったわけで、環境が違うことくらいは把握しておいてほしいものです。仰る通りなのですが、であれば、結婚のインセンティブである第3号被保険者制度(何かと廃止すべきとされますが)を維持拡充し、対象となる年収上限も130万円から200万円くらいまで引き上げ、さらに配偶者控除の額も所得900万以下で38万ですがもっと引き上げ100万円くらいにして、控除対象配偶者の給与収入が103万円以下というのも引き上げ200万円以下くらいにしましょう。
そうすれば、結婚して子供ができ、女性の収入が下がっても、扶養というかたちで税制優遇が受けられるので、経済的に今よりは楽になるはずです。
世帯年収900万は、誰もが実現できる数字ではないです。平均年収の二人が結婚しても、子供を産んだ女性は産む前と同じ年収を維持できるでしょうか。必ずしもそうはならないでしょう。であれば、年収が落ちたときに、一定の税制優遇が結婚していると受けられるとなれば、結婚する数も増えるでしょう。
給料は30年間大して上がってきませんでしたが、税金は30年間でどのくらい上がったのでしょうか。それが単純な少子化の一要因ではないですか?子供を作らない理由は年収の壁だけでない気がします。
私のいるフィリピンは子だくさんの国です。
カソリックの国なので堕胎ができないなどの理由もありますが、何より日本より子育てが簡単です。
基本的に大家族で住んでいるので、家族全体で子供を育てる仕組みができているからです。
日本も大家族で育てると言わないまでも、家政婦さんや、ベビーシッターさんが簡単に使えるようになれば良いと思います。
もちろん、そこに年収の壁ができてしまうのでしょうが、海外からの労働者を認めるとかすると年収の壁は下がるのではないでしょうか。
もっと、子育てがしやすい環境を作る努力をすべきです。