一度退職した人を受け入れる企業ほど、採用活動がうまくいく傾向
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前職DeNAはアルムナイに力を入れていて、月一回卒業生と南場さんがイベントで話して、社員や卒業生が緩く集まるコミュニティがある。出戻りに関してもいくつも友人や上司で例を見ている。そういう意味ではチャレンジした時にリスクのあるスタートアップ起業家にとって、出戻りを推奨する組織は心理的安全性の高い居場所ではないかと思う。
注目のコメント
会社に入社するときはポジティブな希望を持ってみんな入りますが、退職する時はそれなりにネガティヴな理由も後押しして会社を辞める決断する人が多いかと思うので、退職後も良い関係を築けるというのは、よほどこのネガティブを上回るポジティブな体験価値をはたらいている間に会社が提供できたと言うことではないでしょうか。
会社の環境、文化も風通しがよくて心理的安全性もある、リーダー陣も心が広く成熟した人格者・・・といったことが重なってアルムナイネットワークが回るのかなと。人が採用できない、故に人材紹介会社を活用するということに対する代替案の1つかと思います。
人材紹介会社への手数料は年収の35%から、エンジニアとかになれば50%、場合によっては年収と同じ100パーセントの手数料が発生します。
年収500万円の人を採用するのに、通常200万円、最大で500万円近くの費用が発生します。
それだけの費用を払って定着、活躍してくれれば十分に元が取れますが、最悪なのがうまくマッチせずに半年とか1年で辞めてしまうケース。
採用に関わるコストだけでなく、育成や税金などその損害は半端ではありません。
中途採用でいかにミスマッチをなくすかが業績に直結します。特にスタートアップでは致命的になりかねません。
そんな中、アルムナイは採用費用を抑え、カルチャーを理解した上で、外での経験も含めて持ち帰ってくれるので安心して採用出来と言えます。
今後ますます広がっていくと思います。アルムナイネットワークからの採用といっても、本人だけではなくアルムナイの紹介の効果は大きいと考えます。
例えば100人のアルムナイがいて、アルムナイ一人が10人の候補者を知っているとすると、企業は一気に1000人への独自のアクセスを手に入れられます。
もし、アルムナイ自身の会社での経験がよくなくても、候補者がアルムナイの話を聞いたうえで候補者が志望したり、更にアルムナイもその候補者の事情ならば会社を薦めるかもしれません。複数の企業で働いた私自身、私の話を聞いたうえで知人が前職の企業に入った経験が何回かあります。
アルムナイがいい印象を持って退職しているのがベストですが、例えそうでなくてもアルムナイネットワークを構築する意義はあると考えます。