マネジャーの真価は「ピーキーで使いこなしが難しい人」の活用で問われる。
コメント
注目のコメント
人のネガティブな側面を発見して改善しようと一生懸命指導するマネージャーと、強みやポジティブな側面を見つけて最大限それを伸ばそうとするマネージャーとでは、結果的にチームが出せる成果が大きく異なります。前者のようなタイプのマネジメントが必要なフェーズがあることも事実ですが。。
マネジメントの基本とも言われる、“個の強みを生かす”ことは、口で言うほど簡単ではなく、むしろ「個々の強みを十分把握し能力を発揮させられている」とか、「これが最適なリソース配置である」と、主観やあらゆるバイアスによって思い込んでいるマネジメント層は決して少なくないと思います。コンサルに限らず、極めて当然の話のような・・・
マネージャー自身(自分自身)は何でも完璧にこなせるスーパーマンではないですし、そうである必要もありません。マネージャーの資質はGOALに向けて「全体を俯瞰し、要素を組立て、流れを構築できる」ことに尽きますし、その資質を前提としたマネージャーの役割はそのGOALに向けて、「自分にないもの」を持っているメンバーをどう効果的に動かすか、これに尽きる。ん??
ここから本題が始まるのでは?といったところで終わってしまったモヤモヤ記事。。
そんな、総論それはそうですね・各論それでどうやるの?で終わってしまうあたりが自己紹介されているコンサル的とも感じますが。
どうやら本を紹介する記事のようなので、本人が記事化できないのであれば、「各論それでどうやるの」の参考図書を紹介するくらいしてほしかったです。
(リンクされているのは、そつのない人は実際の能力以上に高い評価を受けていることが多いの本)
——————
しかし、現実的には「そつのない人」のほうが、高い評価を受けているケースが多いと思います。一つは、マネジャーのマネジメント能力の不足に起因しています。要するに、ピーキーな人は使うのが難しいので、手に負えない、それを部下のせいにする、というわけです。実際には、自分のマネジメント能力を棚に上げて、つかいやすい人を高く評価しているだけなのですが。