世界の93％が検討している中央銀行デジタル通貨は、脱ドル化を促進する可能性がある

コメント

注目のコメント

• 松田 清人

  トパーズキャピタル 取締役会長

  ・2023年09月28日

  利便性やコストを考えると、中央銀行がデジタル通貨(CBDC)を発行するのは、理にかなっています。ただ、各国がCBDCを発行すると、それがいきなり脱米ドルに繋がるというのは、些か乱暴な見立てのように感じます。むしろ
  各地域で発行流通させようとしているローカルカレンシーはどうなってしまうのでしょうか？
• 黒瀬 浩一

  りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト　チーフエコノミスト

  ・2023年09月29日

  貨幣が紙からデジタルになっても米ドル、円、ユーロ、人民元など元の通貨の信任は何も変わらず残ります。米ドルが基軸通貨であるのは、通貨の信任、決済のインフラ、流動性のある巨大な市場規模、の３つの条件を満たしているからです。デジタル化することで決済インフラを確保できても、他の２つを満たさない限り、ドルに取って変わることは出来ません。つまり脱ドル化は進まないということです。ただ、ロシアか外貨準備を没収されたので、一部のならず者国家は、脱ドル化を進めています。
• 野﨑 浩成

  東洋大学 教授

  ・2023年09月28日

  CBDC＝脱ドルの前提は人民元が先んじて進みかつ決済に活用されるということ。議論の飛躍しかない。