ドコモ、失効した「ドコモ口座」のドメインを取り戻す、失効の原因は「社内管理の不手際」
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廃止されたサービスのドメインを悪用された攻撃例は過去にもありますので、ドコモ側はこの不手際に気づいてドメインを買い取ったというのは、賢明な行動だと思います。
ドメインというものが、いかにブランドを表す重要なものであり、それが容易に詐欺に悪用されることを認識するよい機会です。
サービス終了後にそのドメインを悪用した攻撃例としては、Web解析サービスのvisionalistがあげられます。visionalistがサービスを終了したあとに、そのサービスで使っていたドメインが攻撃者に乗っ取られたことにより、そのサービスを使っていた国内のサイトに不正なJavaScript が埋め込まれたということも発生しました。
https://webtan.impress.co.jp/n/2020/04/01/35677
https://www.nttcoms.com/news/2022051801/使わなくなったドメイン、今回の件様々な教訓になった様に思います。
他の企業でも起きえる話ですし、公式で使っていたドメインも所有している訳ではなく、あくまでも借りている。と言うことを前提に管理を進めなければ成りません。デジタル空間では固定したモノが存在しないだけに今後も同様のことが起きえる可能性があります。オークションに出た理由が、複数の申し込みがすでにあったとのことで、Docomoは無制限に落札する旨、レジストラに依頼をしていたとのこと。
社内の不手際が理由であったとは言え、レジストラが、申し込みがあった理由では、オークションに踏み切るのは、過去に悪用された事例があるドメインについては、慎重になっても良いのではないだろうか。
なお、レジストラ側の見解は、下記にて。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2309/26/news117_2.html