「ドコモ口座」のドメイン、落札される 402万円で
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インターネットの検索順位を決定する「SEO(検索最適化)」の大きな要素として『ドメインパワー』というものがあります。
ドメインパワーは
・ドメインの年齢(取得からの年数)
・被リンク数(どれだけのサイトからリンクを受けているのか?)
・ドメインの質
などから総合的に判断されます。
Googleは非公式ですが、ホームページや記事の信頼性を図るために、作りたてのドメインや、海外からのスパムリンクばかりのドメインを上位表示させないようにしています。
逆に「公的機関」「大手企業」などのドメインは信用力が高く、記事をアップしてもすぐに上位表示されます。
ですので、アフィリエイトなどの広告収入を考えてる企業や個人は、すぐに成果を出すために「中古ドメイン」を購入するのが、トレンドになっています。
いくつものサイトでオークションが開かれ、ドメインパワーによって5万円〜50万円ほどで取引されています。
今回、久しぶりに「大型ドメイン」が市場に出たので、争奪戦になり、価格が高騰しました。
今後、落札者は、SEO、検索順位がすぐに上位にくるので、おそらく「広告収入」を得るための記事を量産してアフィリエイト広告で回収をすると思われます。
アフィリエイトは嫌われる傾向にありますが、アフィリエイトを中心としたメディア運営の企業は、東証に上場していますし、広告主の企業も積極活用しています。
実は、Google広告に比べて、「個人情報」に頼らないので、拡がりを見せています。
注目のコメント
廃止されたサービスのドメインを悪用された攻撃例は過去にもあり、注意が必要です。
たとえばWeb解析サービスのvisionalistがサービスを終了したあとに、そのサービスで使っていたドメインが攻撃者に乗っ取られたことにより、そのサービスを使っていた国内のサイトに不正なJavaScript が埋め込まれたということも発生しています。
https://webtan.impress.co.jp/n/2020/04/01/35677
https://www.nttcoms.com/news/2022051801/こうなったらぜひメディアのお力を借りたいところ
こういうのちゃんと報道がひろって、放送してもらいたいですね
certとかがネットにあげて啓蒙しても、引っかかるのはcertの存在すら知らない人たちですからね。。。落札されてしまった様です。
第三者が使われる可能性がある旨、docomoさんがアナウンスをするしか手がなさそうですが、落札者がどのように使うのか。この部分にも注目です。