馬渕さんがエッセイの後半に指摘しておられる「日銀、家計は回復しているとみている」は、私も引っ掛かった点です。政策決定会合後の公表文の中に「個人消費は、物価上昇の影響を受けつつも、緩やかなペースで着実に増加している。」という現状評価が書いてあります。しかし、実質賃金の下落が続き、実質家計消費も前年比でのマイナスが続くなか、「着実に増加」という表現が良いのか、少し違和感を持ちました。
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