インスタントラーメンやスナックの健康な食べ方を考える (前編)
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子どものサマーキャンプで、集合が朝早く、1日目の昼食は持参(ただし容器は捨てられるもの)という場合、私は保冷剤だけ持って待ち合わせ場所に行く途中でコンビニに寄り、おにぎり類を買って子どもに持たせます。これは親の負担が少ないだけでなく、食中毒リスクも低くなる方法だと思っているのですが、ほかのご家庭を見ていると手作りのお弁当を持たせているところがほとんどですね。
「加工食品」と一括りにされるものの、実際には栄養価のあるものもあるし、保存のために塩分の多いものでもバランスを考えたら良いよね。手作り信奉で加工食品に罪悪感を抱きすぎるのも良くないよね。という話。
似た話で「自然由来」に対する信奉は個人的に気になるところで、「自然由来だから身体に良い」は説明になっていません。自然界は人間を健康にするためにデザインされているわけではないし、現に世界は食べたらいけない毒物で溢れかえっています。
マーケティングではなくサイエンスの発展で意味のあるカテゴライズが進むと良いなと思います。偏った食生活が問題なのだ、というのはありきたりでつまんないものなので見過ごされがちです。それでは商売にならない(マーケティング屋さんとか、マスコミさんとか…)ので、「あれが悪い、これがいい」なんてやるわけですが(私たちの周りはそんなんばっかしです)、私たちが確固とした認識を持ち、そういうのに踊らされることがなくなれば、特別なものを取り入れずとも健全な食生活を送ることができます。
いつも悪者にされたりする加工食品ですが、そのものが「有害」なわけはありません(そんなの国がほっときません)。手間を省けたり食卓をバラエティー豊かにするのに便利に使えたり。ある意味、食品ロスの低減に貢献してる側面だってあるのですよね。日本人は「なべて比較的うまくやってる」部類だと思いますが、引き続き「上手に付き合っていく」ことが大事だと思います。