じつは「牛のゲップ」よりメタン排出量は多いんです…意外と知らない「日本人が大好きな食べ物」
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畜産のメタン排出などの問題はYoutubeの『切り抜きさん』みたいなイメージで捉えてます。本質が外れたところで端っこを摘ままれる情報は,それを見聞きした人の考え方のメインストリームになり,バイアスを生むことになります。
例えば,【家畜用飼料の86%は人間が消化することができないもの】
をルーメン内の微生物たちが消化し,生成した揮発性脂肪酸(VFA)をエネルギー源として牛が利用し,牛肉や牛乳といったタンパク質として我々人間に提供してくれている事実はメタン排出の場面では語られない...というかこの事実を知らない評論家の人も多いです。
『鳥の眼,虫の眼』で本質を捉え,芯を喰った議論って大切ですよね。
ご興味のある方は,二人の知人の対談について書いた私のブログをお読み頂ければ。
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注目のコメント
環境問題を考慮することが食文化破壊につながると決めつけるのではなく、食文化を守るためにも持続可能な生産方法を探求することが重要だと思います。
牛の放牧で土壌の微生物を増やし炭素を吸収する手法が紹介されていますが、同様に、米の生産でも、水管理や化学肥料や農薬の使用を抑えることで生物多様性を高め、土壌に炭素を固定する方法が存在します。
生産コストがかかり、これまでは主流になり得なかった方法かもしれませんが、食糧生産による環境破壊に注目が集まっている今だからこそ、より積極的にアピールし応援者を増やしてけると良いと思います。牛よりゴキブリが出すメタンの方が多いのではという説もあります。
Flatulent cockroaches adapt to climate change
https://www.rentokil.co.uk/blog/flatulent-cockroaches-adapt-climate-change/「日本の農林水産分野から排出されるメタンのうち、約55%が稲作から発生している」んですか。
環境問題はどこか浮世離れした面があるが、食文化とぶつかるとなると厄介な自分ごとになります。考えるのにいい材料。