自社の魅力を5分で伝達「ピッチプレゼン」の極意
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自社の魅力もそうですが、自分そのものの魅力を同じ様に数分でお伝えする練習をよくエグゼクティブになる際に練習する機会がありました。20人ほどの部屋で皆、メモを取らずにその人のプレゼンを耳と目から入ってくる情報だけで覚えるわけです。そして終わった後に、その人を表現すると何の言葉が思いつくか、フィードバックを返すのです。その際には、肩書きとか所属とかを全く使わずに、自分の人としての情報をプレゼンで伝えるという練習です。
肩書きや会社の所属を伝えずに、人としての魅力を言えるかどうか。
相手に印象を与えるプレゼンが、時間的に最初の頃の人の方が忘れてしまうじゃないかとか、真ん中くらいの人が忘れてしまうじゃないかとか色々あるのですが、案外シナリオが上手にまとまっていて、ただうまくインパクトを与えることができると、そこを覚えてもらえるのですよね。
短い時間だから、無理矢理早口になってしまう人、ドッグワードが多いですとか、表情なども様々です。後でその動画を見直し、まわりからのフィードバックを踏まえて、分析して、また繰り返し練習します。そうなると、自分というのはどういう人なのだとまた、ポイントが整理され、先ほどのプレゼンより、流暢に話せるようになります。繰り返し、フィードバックから学び練習して、自分を表現できるようになります。起業家に限らず日々の仕事の上でも、いかにシンプルに効果的に伝えるかは、とても大事だと共感します。
録音も効果的ですが、さらにはるかに効果的なのは「録画」です。声のトーンだけではなく、ビジュアル化出来るため、顔の表情のみならずボディランゲージ含めいかに想像よりも伸びしろがあるかに気付かされます。
私自身も駆け出しの頃、初めて自分のプレゼンを事前準備で録画した際、伸び代三昧で驚愕したのを苦笑しながら思い出します。プレゼン制覇は、とにかく場数を踏みフィードバックをもらうことで、着実に伸びていきますね。5分で伝えたいことを伝えるスキルは、スタートアップだけでなく、ビジネスパーソンの生産性アップに必要ですね。
最近は社内社外を問わず、打ち合わせの時間単位が1時間でなく、30分に区切るケースが増えていると思います。そうすると、メイントピックの説明を5分程度にまとめないと、議論から結論へと持っていけません。
だらだら説明するより、目的に沿って要点をまとめるほうが頭を使いますが、相手が費やす時間も短くなるし、自分の思考の整理にもなりますね。