中期経営計画で、「貧困・格差」を重点課題の一つに
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相対的貧困は発見されにくいという問題があります。そして、貧困は世代を超えるという問題も広く認知されていることだと思います。現代、アメリカンドリームといわれる成り上がりはもはや幻想になったといわれます。
根本的な解決のためにはさまざまなアプローチが不可欠ですが、やはり教育が最重要なのではないかと思います。
教育の機会を公平平等に、ということはSDGs4のターゲットでもあります。この教育からの視点は欠かせません。格差は、私の人生における大きなテーマの一つです。
格差をとりまくジレンマには、人の育成や発達によって変化を起こしうる側面と、そうでない側面がある、と感じています。
前者は、自身が携わる教育によって働きかけている最中ですが、
後者は、私にとって、未だ向き合い続けることしかできない、大きな壁として、立ちはだかっています。且つ、前者が後者の壁をさらに高くしうるのではないか、とも予想しています。
この壁に対して、どうするか。
それは、私のみのテーマではなく、これまでそしてこれからの人類全体に直結する一大テーマだと考えています。“相対的貧困“、初めて聞きました。衣服や食事など必要最低限のものが不足している“絶対的貧困“に対して、他の地域や国と比較して貧しい状況にあることを指し、日本では約7人に1人の子どもが相対的貧困状態にあると言われているのだそうです。
SMBCグループは、新たに策定した中期経営計画「Plan for Fulfilled Growth」において、このような「貧困・格差」を重要課題として挙げています。企業利益だけでなく社会貢献を目指すからこそ、貧困が連鎖していく現状を断ち切って社会全体での“幸せな成長“につなげていきたいというミッションが生まれるのだと思いました。