生成AIブームで多発の可能性 「PoC貧乏」をどう回避するか
コメント
注目のコメント
いまだに「生成AIで何かビジネスを作ってみて」と上層部が丸投げし、成果が出ないまま人件費もしくは外注費がかさむ、ということが起きていることが驚きです。
海外ではこの研究開発投資フェーズも、より大きな金額感で実践しながら沢山の失敗とイノベーションをうんでいる事実もあり。この差がどのくらい今後の成長の差をうんでいくのか心配になりますね。「どのように使って良いのかわからない」
これはいたるところで頻繁に聞く言葉です。
様々なアプローチがありますが、1つの方法として、私はみんなで思いつくことをやってみて持ち寄ることをおすすめしています。
ちょっと変な例え方をします。
「スマホって便利らしいけど、どうやって使っていいかわからない」
という人がいたとしましょう。
皆さんどのように便利さや使い方を伝えるでしょうか。その前に、私のスマホとみなさんのスマホに入っているアプリたちはどれくらい一緒でしょうか。使っているアプリはお互いに驚くほど被りがありません。それだけ多種多様なのです。でも、みんな便利に使っている。
「こんなアプリがあって、便利に使っているよ」
これをお互いに紹介し合うだけでも相当学びになります。
それを生成AIでもしてみると、結構議論が広がって面白いです。まだ勃興期ですので、生成AIを具体的に成果につなげた事例は少ないですが、まずは自社で取り組んでいる領域での適用で大きなインパクトを出せないかを考えていくのが王道ではないでしょうか。
代表的な事例はサイバーエージェントのデジタル広告制作です。
生成AIで広告会社の組織激変 サイバー・電通・博報堂
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC116SE0R10C23A7000000/
「広告クリエーティブの出来栄えを判断するディレクター職はかつて30〜40人いたが、現在はゼロになっている。」