【教養】今起きている事象は、すべて「仏教」で説明できる
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AIなど急速に広がるテクノロジーの捉え方に触れつつ、「この時代にどう生きればよいのか」という問いに対し、人間の本質から答えてくれており、示唆に富みます。
DAO・自律分散と密教の比較は面白いですが、AIと人間の比較も面白いですね。
人間とAIが本質的に異なる点は、AIが個性をもっていないのに対し、人間は個性を持っている、ゆえに、人間は「己を知る」ことがとても大事であると。仏教が「己を知る」を重要なテーマに何世紀にも亘って深めてきたからこそ、重みがあります。
そして、仏教が「人間が善く生き、苦しみのない状態になるためにはどうすればいいのか」を考え抜いてきた結果、究極の教えとして、「一周回って普通にしておけ」、俗世と関わりながら生きることを目指していると。
そうだとすれば、自分自身をメタ認知しながら、ビジネスや日常生活において具体的に何を心掛けたたらよいのか。後編の記事も気になりますね。なんとなく、仏教や東洋思想がビジネスパーソンから注目されていることは耳にしていましたが、今週紹介する書籍『ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考』を読んで、目からウロコの連続。率直に、もっと早く知りたかった!と思いました。
詳しい説明は本文にゆずりますが、現代人のほとんどの悩みの解決するヒントは仏教にある気がしますし、論理的かつ普遍的という意味で、経営者の方や欧米の知識人がハマる理由も頷けます。週末のひととき、2500年続く教えの慧眼にぜひ触れていただけましたら幸いです。「相手と向き合う以上に己を知る」に、とても共感します。自分のことは一番わかっているようで、意外と一番知らない面も多く秘めています。
嫌な相手だなと思うとつい原因は100%相手だと思いがちですが、時には自分も50/50で関係性を作っているケースもあります。また、自分の良い面や得意なこと、まわりへポジティブな影響を与えている要素は、意外と気づかないもの。なかなか聞く機会はないですが、改めてまわりへ聞いてみると、「へえー、そう?」と思うものです。
仏教や様々な教えや考え方で、いかに「俯瞰的に自己を見る力」を身につけることは、経験を重ねるほどに大切だとつくづく思います。